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ドンキーコング2001 とは、【ゲームボーイカラー】用のゲーム。 概要 ゲームシステム 関連作品 リンク コメント 概要 ドンキーコング2001 他言語 Donkey Kong Country (英語) ハード 【ゲームボーイカラー】専用 メディア ロムカセット ジャンル アクション 発売元 任天堂 開発元 レア プレイ人数 1~2人 発売日 2001/01/21 (日本)2000/11/20 (北米)2000/11/17 (欧州) 値段 3,800円(税別) 対応機能 通信ケーブルポケットプリンタ赤外線通信 シリーズ ドンキーコングシリーズ 【ゲームボーイカラー】向けに発売されたドンキーコングシリーズの1作。 今回は【スーパードンキーコング】をGBCに移植した作品。 原作の内容をほぼそのままにオートセーブを搭載し、追加要素・ミニゲーム・新コースを加えている。 処理落ちが激しい箇所があり、元々の広い画面が1画面内に入りきっておらず、効果音は他のGBシリーズから流用されていると言った具合にハードの限界を感じさせる箇所も目立つ。 日本版では「ドンキーコング2001」という新作なのかリメイクなのか分からないタイトルなのだが、北米や欧州では「Donkey Kong Country」という原作と同じ名称である。 2003年に発売された【スーパードンキーコング(GBA)】には本作のミニゲームが1本収録されている。しかし追加コースは本作のみとなった。 ※スートリー・主なゲームシステム・キャラクターは【スーパードンキーコング】を参照。 ゲームシステム SFC版と違う点 メニュー画面が【ドンキーコング64】風になっている。 BGMは【スーパードンキーコングGB】からの流用、ただし、一部は再現されたBGMもあり、森ステージと隠れ家ステージのみ新曲になっている。 ステージクリア時にオートセーブされるようになった。 どこでもセーブに伴いキャンディーコングの小屋が「キャンディーのチャレンジ」に変更。ボーナスゲームを遊んでメダルやバナナを入手できる。 「ウインキーのどうくつ」にて原作のゴール地点が中間となり、後半にオリジナルのエリアが追加されてステージが長くなった。 やみのいりえに新コース「クレムリンのどうくつ3」が追加。 緑バナナが登場。近くにシールが埋まっており、ハンドスラップで掘り出せる。 スターバレル(コンティニューバレル)、DKバレルのON/OFFが追加。埋まっているシールも異なるので完全クリアには必須。 ポケットプリンタに対応。上記の掘り出したシール、バナーメーカーの印刷ができる。 ミニゲームモードが追加。「ファンキー・フィッシング」の他、「クランキーのミニゲーム」という照準で敵を狙い撃つもぐら叩きゲームを遊べる。 ケーブル対戦が追加。上記のミニゲームで対戦ができる。 敵の色が一部変わっている。 関連作品 【スーパードンキーコング】 【スーパードンキーコング(GBA)】 リンク 公式ホームページ コメント 名前 全てのコメントを見る?
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ドンキーコングGB ディンキーコング ディクシーコング 【どんきーこんぐじーびー でぃんきーこんぐあんどでぃくしーこんぐ】 ジャンル アクション 対応機種 ゲームボーイカラー(専用) 発売元 任天堂 開発元 レア 発売日 2000年1月28日 定価 3,800円(税別) 配信 バーチャルコンソール【3DS】2014年5月7日/617円 判定 良作 ドンキーコングシリーズ・関連作品リンク 概要 SFC版『SDK3』との違い 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 『スーパードンキーコング』シリーズ3作目『スーパードンキーコング3 謎のクレミス島』のGBC向けアレンジ作品。 GB版『スーパードンキーコングGB』(1)、『ドンキーコングランド』(2)に続く3作目となる。 ちなみに海外では一連の作品群が『DONKEY KONG LAND』シリーズとなっているため本作も『III』として発売。 敵キャラクターやステージなどはSFC版『3』をもとにしているものがいくつかあるものの、ストーリーは「伝説の国・ロストワールドを探しに行ったドンキーとディディーを追ってディクシーとディンキーが冒険に出る」というよく似てはいるが全くの別物になり、マップ・ステージの構成も新規のものになっている。 GBシリーズ3作品の共通事項は『スーパードンキーコングGB』のページを参照。 SFC版『SDK3』との違い 最大の違いはSFC版に登場した仕掛けの大半が登場しないことである。SFC版の仕掛けは高度なアニメーションを用いたものや処理が複雑になるもの(*1)が多く、再現できないものも多かったのだろう。 SFC版にあった以下の要素が変更されている。 チームアップができなくなっている。また、ディンキーの水切りジャンプもできなくなっている。 アニマルフレンドはパリーとコークス以外すべて登場する。やはり変身することしかできず、エリーの水鉄砲がいつでも撃てるようになっていること、スクイッターの操作が『ドンキーコングランド』と同じものになっていること以外はSFC版と同じである。 コングファミリーはリンクリーが登場するだけで、スワンキーやファンキーはイベントごと削除されている。 クマのイベントもことごとく削除され、「クマさんのお店」が各ワールドに1つずつあるだけになった。ここでは神経衰弱・テレポーテーション・情報収集を行うことができる。神経衰弱を遊ぶにはステージ中のボーナスステージを発見しクリアして一定数のボーナスコインを集める必要がある。 神経衰弱を制限時間以内にクリアすると「時計」及びDKコインをもらうことができる。これは収集要素になっており、各ワールドの時計とDKコインをすべて集めないとロストワールドに行くことができない。 また、神経衰弱プレイのために集める必要があるボーナスコインの数は『ドンキーコングランド』の反省か、その時点で手に入る分をすべて集めなくとも足りる数になっている。ただし、ラスボスと戦うためにはすべて集める必要がある。 情報収集では前作と異なりボーナスステージの入り口のヒントをくれる。前作のようなコインだけ取られてロクな情報がもらえないということはない。ただし、プレイヤーがすでに見つけたボーナスのヒントがまた出ることはある。連続で入った場合前回と同じ内容になることはない。 ワールドマップを自由に移動できなくなっており、移動するにはコインを払ってテレポートするかボスを倒すかしなければならず『2』までの仕様に戻されている。ただし、セーブ再開時にワールドマップに出るため、セーブ&ロードすることで残機・バナナ・ベアーコインがリセットされる代わりに脱出することが可能。 ロストワールドを含む全ステージをクリアすると、おまけとしてタイムアタックが追加される。「はとば」「たき」「こうじょう」など各地形から1ステージずつ全12ステージが選ばれており、クルールのタイムを上回ると更新される。本作はタル大砲で大幅にショートカットできるステージがいくつかあるのだが、それはクリア後のタイムアタックを想定しているためである。 ザコ・ボスキャラクターに細かいところで変更が加えられており、「ノッカ」が「クルーシャ」、「アーリック」が「アリック」という名前に変更されている。このほか、SFC版では無敵だった敵が踏んだりタルをぶつけたりすることで倒せるようになっていたり、行動パターンが変更されていたりするボスもいる。 ボス戦も大幅シャッフルされ、SFC版だとロストワールド以外のボスは「ベルチャ→アーリック→スクワーター・カオス(*2)→ブリーク→バーボス→カオス&バロンクルール」だったものが「バーボス→ブリーク→アリック(=アーリック)→カオス→(バロン)クルール」になっている。(*3) 終盤ボスの方が先行して出てくる事に不安を感じるかもしれないが、行動パターンが変更されている(特にブリークは対戦形式そのものが変更されている)ので一概にSFC版と比べられない。 評価点 色がついたことで見やすさが格段に向上した。色分けはそれほど細かくないが、そのぶん画面にメリハリがついており、描きこまれた背景も邪魔にならない。 ステージ中でのテンポが非常によい。 ボーナスステージの配置場所の謎解きが非常に凝っており、シリーズ中屈指の難易度。一部かなり難しいものもあるが、そういったポイントはクマからのヒントがあり絶妙なバランスとなっている。 SFC版が携帯機で遊べるということに主眼を置いているこの作品の中では唯一といってもいい独自要素のタイムアタック。 シリーズでもタイムアタックはSFC版の「リバーサイドレース」と今作のみであり、本作の個性となっている。 ルートを覚えたりするといった基本的なものから、ポニーテールが使えるディクシーと足が若干速いディンキーの使い分け、タルやロープを無視して飛び降りる、ローリングアタックで敵を倒して加速など、スーパードンキーコングシリーズの特徴を活かしたタイムアタックが楽しめる。また、後述の通り活躍の場を奪われたディンキーのフォローに少しだけなっている。 BGMの再現も相変わらず良好。因みにアレンジはオリジナル版のメイン作曲者のイブリン・フィッシャーがそのまま担当している。 加えて、SFCからGBCへ移植されるに当たって削除されたBGMは通常ボス戦等の一部のみに留まっている事から、原作通りのほぼ全てのシチュエーションで固有のBGMが使われている『スーパードンキーコングGB』と同様の仕様に戻っており、前作の問題点であったBGMの使い回しも解消されている。 なお、後にGBAで発売されたドンキー3の移植版は収録楽曲の全てが新曲に差し替えられている事から、BGMの移植度に関しては今作の方がはるかに勝っていると言えるだろう。 賛否両論点 ボーナスステージのミッション名 本作に収録されているボーナスステージのミッション内容自体は原作に存在していた「バナナを15つかめ!」が削除された事により前作及びSFC版2と同様の数に減少しているのだが、「コインをさがせ!」以外のミッション名がそれぞれ「ほしを○○つかもう!」「わるいやつらをやっつけろ!」に変更されていて原作からのプレイヤーは若干ながら違和感を感じる。 ちなみに、本作で行われたボーナスステージのミッション名の変更は携帯機における次回作以降では行われず、基本的に原作そのままのミッション名が使用されている。 問題点 イベント・ギミックの大半がなくなってしまったために、SFC版と比べるとどうしても物足りなく感じるし、ステージの構成も似通ってしまうことが多い。川辺のステージが特に顕著で、中には水中部分には何もないすっからかんなステージもある。 DKコインを手に入れるには盾にDKコインをはめている「コイン」に後ろから鋼鉄タンクを当てて倒す必要がある。SFC版ではタンクを上に投げることを中心に、見つけてから倒すまでの戦略もあったのだが、上投げが廃止された今作では見つけて後ろにタンクを投げ込み、反射で倒すという最も基本的な方法で倒すパターンがほぼすべて。 一応、わざと逆方向の壁にあて、タンクよりも先にコインの上に乗ってコインに上を向かせ、遅れてやってきたタンクで横からコインを倒すといった仕掛けがある。 また、水中ではタンクを投げられないので、SFC版では水中面の最後、ゴールとばればれなコインが置いてある画面に移動し、戦略も何もなくなるという問題点があったが、本作では場面移動ができないためかステージのどこかにDKコインだけが裸で置いてあるという仕組み、つまり水中面だけ『2』仕様に変更され、これが結果として問題点を解決している。 チームアップが使えなくなったことで(通常プレイでは)完全にディクシーだけが有利なゲームと化しており、SFC版以上にディンキーの使いどころがなくなっている。 ディンキーでしか倒せない敵が若干多めに配置されたことでほんのわずかだがフォローされている。 SFC版以上にストーリーがあってないようなものであり、追加要素の時計は取ってつけたような存在になっている。12個必要なのだが、ラスボスを倒すといきなり残りの6個をもらえてしまう。それなら「ラスボスクリアで○%」とすればよかったのでは…? 時計を入手するための神経衰弱では同時にDKコインも手に入るため、仮に「DKコインをすべて集める」ということだけがロストワールド行きの条件だったとしても今と何か変わるわけではない。 本作ではベアーコインのやりくりがカツカツになることもあって、「時計の数を保存するぐらいならベアーコインの数を保存してほしかった」との声もある。もっとも、そうするとテレポート装置の意味がなくなるが。 タイムアタックのステージも12個であることを考えると、時計1つで1ステージのタイムを計っているという設定と思われる。 前述の通り今作はボーナスステージの謎解きが難しいのだが、一部理不尽なものがある。 入るまで姿が見えていないバレルがいくつかあり、SFC版ではバナナでサインが書いてあったのだが、書いていない箇所が多い。 一部はクマさんのお店で解説されているのだが、各ワールドの2ステージずつ計12ステージ分しか解説されておらず、一部理不尽とまでいかない箇所の解説もされていることを考えるとフォローしきれていない部分がある。 原作では全体マップとワールドマップをいつでも自由に出入りする事が出来た関係でセーブ関連は『2』以前から改善されていたのだが、今作のセーブは『2』以前と同様のいくつかステージをクリアしなければならない仕様に戻されてしまった。 とはいうものの、ベアーコインが導入されている関係で今作のセーブは原作と同様にタダなのが幸いか。 世界観について。 エリアとステージやステージタイトル等が全く嚙み合ってない部分が散見される。 例として「ブリキの渓谷」なる特徴的な名称が登場するが、ブリキ要素はないどころか見慣れたドンキー3のステージである。 総評 ゲームボーイというハードスペックの関係でオリジナル版にあったギミックの大半が削除されているため物足りなさが残る点は否めないが、その分オリジナル要素を強化して見事にカバーしている。 なおかつGB末期のお蔵入りソフトを掘り起こし、かつカラー対応で発売した点も見逃せないだろう。 余談 本作はもともと『ドンキーコングランド2』というタイトルで、GBで発売される予定であった。そのためかGBC専用となったのは日本版のみで、海外版は日本版の3年前にGB・SGB対応作品として発売されている。GBC発売の1年前のことであった。 日本での発売が大幅に遅れた理由は不明。 海外版とは、ゲームデモが途中でミスしてしまう点、キャラクターのアニメーションが削除されている点が異なる。これらは間違いなく短所だが、カラー化という大きな長所を得ている。 本作のパッケージには同じく当時放送していたアニメ版とのタイアップ商品の一つとして展開していた「ドンキーコングカードゲーム」のプロモーションカード「ディンキーコング」が同梱されていた。 もっとも、カードゲーム展開はとっくの昔に終了していることから、現在における本作のカード同梱版は発売当時の記念品として扱われている。
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【スーパードンキーコング】○○を××してクリアに挑戦!! Act.01 - Act.02 まじでへたくそだけど、ドンキーコングをしてみた。 ー未完ー Part01 - Part02 - Part03 - Part04 ドンキーコングを愚兄弟が101%を目指す(雑音入り) ー未完ー その01 - その02 - その03 - その04 スーパードンキーコングを久々にプレイ 01 - 02 - 03 - 04 - 05 06 - 07 - 08 - 09 - 10 11 - 12 スーパードンキーコングを改造してみました 試作 - 試作の続き part02前半戦 - part02後半戦 part03前半戦 - part03後半戦と4 ドンキーコングを愚兄弟が101%を目指す。 その01 - その02 - その03 - その04 - その05 その06 - その07 - その08 - その09 - その10 その11 - その12 - その13 総集編 スーパードンキーコング hito レベル1 - 2 レベル3 レベル4 レベル5 レベル6 スーパードンキーコングで無限1UP スーパードンキーコング 水中レベル アレンジバージョン スーパードンキーコング ノーティのいせき! ~逆再生~ ドンキーコング タイムアタック その1 改造ドンキーコング 【スーパードンキーコング】マインカートコースターを改造してみた スーパードンキーコングを少しだけ難しくしてみた その2 スーパードンキーコングを少しだけ難しくしてみた ストップ&ゴーステーションを3通りの方法でクリアに挑戦 俺もスーパードンキーコングを改造してみた 「とりっぴぃと・・・・」 スーパードンキーコングを改造してみた ~更にカオスジャングル~ スーパードンキーコングを改造してみた ~カオスジャングル~ 改造スーパードンキーコング SFC スーパードンキーコング ネッキーを踏んで連続1up スイッチ押さず往復! ドンキーコング ストップ&ゴーステーション SFCスーパードンキーコング TAS 00 24 24 【久しぶりにチャレンジ】ドンキーコング バナナジャングル スーパードンキーコング バグ ナゾのワープ技 ドンキーコング にげるアイツとレース勝負!! バグ技でR-18のSFCドンキーコング ドンキーコングでありがちなこと&いろいろ ドンキーコング ノーティの遺跡以外の無限1UP ドンキーコングのダチョウとタンク使ったバグ スーパードンキーコング ランビでヘドロの湖へ スイッチ使わず やみのスイッチトンネル スーパードンキーコング スイッチ使わず ストップ&ゴーステーション スーパードンキーコング スーパードンキーコング バグ ランビがドンキーに Donkey Kong Country in 24:24
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シリーズ特徴 ゲームソフト 初代ドンキーコング時代 二代目ドンキーコングのアクション マリオvs.ドンキーコング その他 ゲーム以外 関連シリーズ コメント シリーズ特徴 【ドンキーコング】が主役、及びタイトル名に入れられているゲーム作品群。 主に初代ドンキーコング(現【クランキーコング】)が現役だった時代と、二代目ドンキーコングが主役の横スクロール作品、二代目ドンキーコングが主役のバラエティゲーム、初代ドンキーコングの流れを次ぐマリオvs.ドンキーコングの4系列に分類される。 マリオvs.ドンキーコング以外は従来のマリオシリーズと切り離された世界観を持つが、【マリオカート64】や【マリオパーティ】でドンキーコングがマリオファミリーに溶け込んで以降は曖昧になりつつある。 ゲームソフト 初代ドンキーコング時代 タイトル ハード ジャンル 説明 【ドンキーコング(ゲーム)】 AC/G W/FC/FCD ACT 【マリオ】の名前がなかった時代。 【ドンキーコングJR.(ゲーム)】? AC/G W/FC/FCD ACT 二代目の原型とも言うべきツタ登りアクションを披露。 【ドンキーコングⅡ】? G W ACT 『ドンキーコングJR.』の3面と4面がモチーフ。 【ドンキーコングJR.の算数遊び】? FC 教育 算数ができる教育ゲーム。 【ドンキーコング3】 AC/G W/FC STG スプレーでドンキーコングを追い払う。 【ドンキーコングサーカス】? G W ACT マリオのペットとしてドンキーコングが活動している場面を描いた唯一の作品。 【ドンキーコングホッケー】? G W SPG マリオとドンキーコングがアイスホッケーで対決。 【ドンキーコング(GB)】 GB ACT/PZL 初代を大胆にアレンジ。『マリオvs.ドンキーコング』の原型作品。 二代目ドンキーコングのアクション タイトル ハード ジャンル 説明 【スーパードンキーコング】 SFC ACT 凄まじいグラフィックの2Dアクションで当時のプレイヤーを圧倒した。 【スーパードンキーコング2 ディクシー ディディー】 SFC ACT 早すぎる主役交代。二人で協力するチームアップが特徴。 【スーパードンキーコング3 謎のクレミス島】 SFC ACT 今度はディディーコングも捕まった。謎の島を冒険。 【スーパードンキーコングGB】 GB ACT ゲームボーイでもグラフィックを頑張って再現。 【ドンキーコングランド】 GB ACT 『スーパードンキーコング2 ディクシー ディディー』のアレンジ移植。 【ドンキーコングGB ディンキーコング ディクシーコング】 GBC ACT 国内発売が大きく遅れており、GBC専用ソフトへと変更された経歴がある。 【ドンキーコング2001】 GBC ACT 『スーパードンキーコング』の移植。処理落ちが多い。 【ドンキーコング64】 64 ACT 【バンジョーとカズーイの大冒険】?の流れを汲んだ3Dアクション。 【スーパードンキーコング(GBA)】 GBA ACT 『スーパードンキーコング』の移植。ドンキーコング2001のミニゲームを再収録。 【スーパードンキーコング2(GBA)】 GBA ACT 『スーパードンキーコング2 ディクシー ディディー』の移植。新ボスが追加された。 【スーパードンキーコング3(GBA)】 GBA ACT 『スーパードンキーコング3 謎のクレミス島』の移植。BGMが全て差し替えられた。 【ドンキーコングジャングルビート】 GC/Wii ACT タルコンガを使った風変わりのアクションゲーム。 【ぶらぶらドンキー】 GBA ACT LとRで取っ手を掴む風変わりのアクションゲーム。 【ドンキーコング ジャングルクライマー】 DS ACT タイトルでは分かり難いがぶらぶらドンキーの流れを汲む続編。 【ドンキーコング リターンズ】 Wii ACT 普通の横スクロールアクションとして久々に登場。初見殺しが多い。 【ドンキーコング リターンズ 3D】 3DS ACT 3DS移植版。ニューモードと新コースを追加。 【ドンキーコング トロピカルフリーズ】? WiiU/Switch ACT 凍った島を大冒険。Switch版はファンキーコングが追加。 マリオvs.ドンキーコング マリオシリーズを参照。 その他 タイトル ハード ジャンル 説明 【ディディーコングレーシング】? 64 RCG ディディーコングが主役のマリオカート。難易度が高い。 【Diddy Kong Racing DS】? DS RCG 国内未発売。一部のレア社キャラが差し替えられており、操作キャラが追加された。 【ドンキーコング たるジェットレース】 Wii RCG 元々はタルコンガ対応作品だった。 【ドンキーコンガ】 GC 音楽 『太鼓の達人』のドンキーコング版。タルコンガ対応。 【ドンキーコンガ2 ヒットソングパレード】? GC 音楽 曲が増加。左右同時押しが対策された。 【ドンキーコンガ3 食べ放題!春もぎたて50曲】? GC 音楽 任天堂とナムコの【ファミリーコンピュータ】のBGMを収録。『ドンキーコングジャングルビート』との連動も。 【ドンキーコング ジャングルフィーバー】? AC メダル 『ドンキーコングジャングルビート』を元にして作られたメダルゲーム。 【ドンキーコング バナナキングダム】? AC メダル 同じく『ドンキーコングジャングルビート』を元にして作られたメダルゲーム。 ゲーム以外 タイトル ジャンル 説明 【ウホウホドンキーくん】? 漫画 スーパードンキーコングシリーズを題材にしたギャグ漫画。 【ドンキーコング(アニメ)】? アニメ ドンキーコング64に合わせて放映された。全体的にバタ臭い。 【ドンキーコングカードゲーム】? TCG 未来蜂歌留多商会が作り上げた「ミスチーエンジン」を原型にしたTCG。短命に終わった。 関連シリーズ マリオシリーズ 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ コメント 名前 全てのコメントを見る?
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スーパードンキーコング1/Super Donkey Kong/DONKEY KONG COUNTRY/DONKEY KONG LAND SFC/GB/GBC/GBA/VC/SFC(ドンキーコング2001) ○SFC版any% プレイヤー 動画 タイム 投稿日 備考 スナイパー sm10963997 39 14" 2010年06月05日 まーく sm13235885 41 07" 2011年01月06日 不明 sm16987420 不明 2012年02月16日 ○SFC版全ステージ 電源投入からクルールを倒して画面が切り替わるまで プレイヤー 動画 タイム 投稿日 備考 コケシ sm22834600 37 18" 2014年02月07日 コケシ sm19869948 37 43" 2013年01月20日 コケシ sm17096015 37 56" 2012年02月27日 まーく sm17166671 38 36" 2012年03月06日 ロキ sm20795982 38 39" 2013年05月06日 TAS sm16344609 33 51" 2011年12月04日 ○SFC版101% プレイヤー 動画 タイム 投稿日 備考 まーく sm18654996 53 15" 2012年08月19日 コケシ sm20825741 53 18" 2013年05月10日 まーく sm13978601 55 46" 2011年03月27日 TAS sm15754114 51 35"33 2011年09月30日 ○SFC海外版(DONKEY KONG COUNTRY) 電源投入からクルール撃破後のクランキーお説教ムービーが始まるまで プレイヤー 動画 タイム 投稿日 備考 スナイパー sm19881441 36 33" 2013年01月21日 ○旧口寄せRTA プレイヤー 動画 タイム 投稿日 備考 コケシ sm18130558 19 50" 2012年06月18日 コケシ sm18080542 21 00" 2012年06月12日 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2011/02/10 Thu 20 08 36 更新日:2024/04/19 Fri 15 02 00NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 3D GBA SFC VC アクション ゲーム ゲームボーイアドバンス スーパードンキーコング スーパーファミコン ドンキーコング ドンキーコングシリーズ ドンキーコングシリーズ項目 レア社 任天堂 名作 樽 死にゲー 無を取得 神ゲー 神曲 神曲の宝庫 高画質 『スーパードンキーコング』は1994年11月26日(日本発売日・海外は1994.11.24発売)にスーパーファミコン(以下SFC)で発売されたソフト。 正当な続編として『スーパードンキーコング2』『スーパードンキーコング3』『ドンキーコング64』『ドンキーコングリターンズ』がある。 スーパードンキーコングシリーズの開祖。 CM スーパーファミコンのゲームソフトに 大革命!!が起こった!! 今までのテレビゲームでは表現できなかったCG(コンピュータグラフィックス)の迫力ある映像!! 今、スーパーファミコンが新しいテレビゲームソフトの時代を切り開いた!! SUPERスーパードンキーコング DONKEY KONG 開発をイギリスのレア社が、販売を任天堂が担当した。 またGBにオリジナルストーリーの『スーパードンキーコングGB』が、GBCにリメイクの『ドンキーコング2001』が存在する他、 SFC版がWii・Wii U・new3DSのVC、Nintendo Switchの「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」で配信されている。 以上全ての作品で当時の最先端技術である3Dを使った、美麗なグラフィックが特徴である。 尚スーパードンキーコングシリーズは日本よりも海外で人気なためか発売日が日本よりも先である事が多い。 古いアクションゲームとあってストーリー成分は薄めで、複雑な仕掛けやどんでん返しなどの奇抜な要素はない。 だが、SFCの筐体としてはずば抜けたグラフィックに洗練されたアクション性、そしてファンから「名曲」と評されるBGMなどゲームの基礎となる部分のクオリティが非常に高い正統派名作ゲーム。 中でもBGMは後に出たドンキーコングシリーズのBGMともども人気が高い。 同じレア社開発の『バンジョーとカズーイの大冒険』同様攻略難易度は高く、何度も残機を消費しながら攻略を覚えていく死にゲーのため、クリアにはある程度の根気が必要なことには注意。 ちなみに、宿敵であるマリオと関わることはないが、一応「スーパーマリオブラザーズシリーズ」とは世界観を共有している。 ●ゲーム性 ●あらすじ★コングファミリー ★クレムリン軍団 ★その他の敵(一部抜粋) ★アニマルフレンド ★アイテム(タル) ★ステージ ★余談 ●ゲーム性 ゲームファイルは 一人 二人対戦 二人協力 の3つから選ぶ事が出来る。 一人はSFCの1コンのみを使う。 二人対戦は1コンが赤チーム、2コンが黄チームと別れそれぞれどちらが先にクリアするかを競う。 二人協力はドンキーコングを1コンが担当し、ディディーを2コンが担当し協力してクリアを目指す。 GBA版では条件を満たすとディディーのみでクリアを目指すヒーローモードが解禁される。 ●あらすじ ドンキーの家の真下にあるバナナ倉庫からバナナが盗まれてしまった。 キングクルール率いるクレムリン軍団が犯人だと知ったドンキーコングは、 弟分のディディーコングと一緒にバナナを取り返しに行く冒険をするのだった。 ★コングファミリー ●ドンキーコング(二代目) プレイアブルキャラクター。 初代ドンキーコングの孫のパワフルゴリラ。 敵を踏みつける力は強いが、スピードは遅め。 シリーズを通して唯一ハンドスラップを使えるプレイアブルキャラクターでもある。 これが彼の初主役作品にしてスーパードンキーコングシリーズ最後の主役作品になると誰が予想しただろうか。 ●ディディーコング プレイアブルキャラクター。ドンキーコングの弟分&相棒のチンパンジー。 嵐の夜にドンキーにバナナ倉庫の見張りを言い付けられていたところクレムリン軍団の襲撃を受けた。応戦するもタルに閉じ込められジャングルの中に放り込まれた。 ドンキーに救出された後は共に冒険することになる。 スピードが速くジャンプ力も高いが、ディディーでは倒せない敵も多い。 何故か異様にタルの投擲距離が短いので遠くまで飛ばすにはジャンプしなければならない。 上記の二人は一緒に行動するが、どちらかが敵に当たりダメージを受けるとパニックになり逃げ出してしまい、もう片方に交代する。(セレクトボタンでもほぼいつでも交代可) 逃げてしまった相方はクレムリン軍団に捕まってDKバレルに閉じこめられてしまうようで、見つけて壊すと助け出すことができる。 一人きりの時にダメージを受けたり谷底へ落下するとミスになり、ライフバルーンが1つ減る。 ライフバルーンを全て失った状態、つまり残機が0の時にミスになるとゲームオーバー。 ●クランキーコング ドンキーコング(初代)の現在の姿。 この時はロッキングチェアに座って説教をするだけであったが、後年どんどん元気になる。 ジイさんキャラあるあるな非常に長い説教と時々混ざる全く意味のないボケた台詞と僅かなヒントをくれる。 クリアするとエンディングで「わしならノーミスでクリアできる、それも一時間以内にな」(*1)と言ってくる。 よほど昔の記憶が印象的だったのだろう。 意味の無い長話とおもいきや… ついつい飛ばされてしまいがちなジイさんの長話だが、実は上手く使えば非常に有用なヒントをくれる要素となっておりこのゲームを攻略本や攻略サイト等を使わずにクリアするのならほぼ必須の存在となっている。 このゲームの難要素でしばしば語られる「オイル工場の第三ボーナス」にもちゃんと言及しており、このゲームにおける「こんなの気付くわけないだろ」なポイントは全てクランキーの口から語られているため、このゲームには「完全ノーヒントな鬼畜要素」というものは実は存在しない。 しかし、そこはただでは起きないレア社。クランキーが話している途中でボタンを押して会話を進めてしまう(*2)と、そういったディープな情報は一切触れてくれず非常に簡素なヒントしか出してくれなくなる、というトラップが仕掛けられているためこの有用なヒントに辿り着くのがまた困難なものになっている。(*3)ヒントだけでは無く、ただの説教ネタや説教ですらないボケ台詞もしばしば混ざるので余計に困難。 人クランキーはサルだけどの話はちゃんと聞くものだ、という事の示唆なのかもしれない。 ●ファンキーコング ステージ間を移動出来るファンキー・バレルを使わせてくれる。 島の事情に詳しいらしく、役に立つ情報を寄越してくれることもある。 人によってはクランキーよりよっぽど優秀なアドバイザー。 ●キャンディーコング ドンキーコングのガールフレンドでセーブ小屋を運営している。 ★クレムリン軍団 大半が2足歩行で活動するワニの軍団。 ドンキーらのバナナ倉庫を襲撃しバナナを奪っていった。 ●キングクルール クレムリン軍団トップの黒幕。 ただし最終決戦までストーリーに絡む事はない。 死んだフリは有名。 ●クリッター 軍団の下っ端らしきザコ。あらゆる攻撃で倒せる。ア゛ン♡ 色ごとに動きが違うようで、歩いてくるだけのもいるが、ジャンプを繰り返したり、大ジャンプで襲撃してくる種類がいる。 DKバレルを当てるとたまにアヘ顔になる。 ●クラップトラップ 小型の四足歩行のワニで鋭い歯で噛みついてくる。アン/// ローリングアタックをしても逆にダメージをうけてしまう。 爽快にローリングで倒そうとするプレイヤーを見事に引っ掛ける。 カプカプした口の開閉音には気をつけろ! 後半には色違いが存在し、こちらと連動するようにジャンプしてくるものも出てくる。 64で歯は入れ歯だとわかる。 ●クランプ ヘルメットを頭につけた太ったワニ。あぁ… ディディーが踏みつけても倒す事が出来ない。 ローリングアタックならどちらでも倒せる。 ●クラッシャ 見るからに屈強な筋肉の敵。ア゛-ッ! 短気な後輩と違い、弱い攻撃も笑って許してくれる紳士。 ローリングアタックが無効で、踏みつけもドンキーしか効かない。 終盤のみ登場する灰色・茶色の者はドンキーの踏みつけも無効で、タルでしか倒せない。 しかし無敵体質の宿命かドンキーにはバナナを奪われ、ディディーには無限増殖に利用されるちょっと可哀想な方。 ●クラッシュ トロッコに乗って、突撃してきたり占領したりしているクリッター。ア゛ン♡ 出てくる場所が限られているため、少々影が薄い。 ●ロッククロック 2-4の「ストップ アンド ゴーステーション」にのみ登場する敵。ア゛-ッ! ステージがストップ状態の時は岩の様にうずくまり(*4)触れて何も起きないが、ゴー状態の時は高速+無敵状態で走り回るみんなのトラウマ。 ストップ状態の時に通り抜けるor逃げるしかないのかと思いきや実はドンキーコングにのみ倒す術がある。 ハンドスラップ(しゃがみ中にYボタン)だ。(*5) ●マンキー・コング コングファミリーを裏切ってクレムリン軍団に寝返ったオランウータン。あぁ… 次々とタルを投げてくる。 ドンキーなら1回の攻撃で倒せる。 ディディーの場合は複雑で、踏みつけだろうとローリングだろうとタイミング次第。 1回で倒そうとするとタル投げ直前を狙うチキンレースになるよ! しかもタイミング問わず倒し損ねると直後にタル投げのカウンターをしてくる鬼畜。 2回目の攻撃を当てればさすがに確実に倒せる。 ★その他の敵(一部抜粋) ●ノーティ 歩いてくるだけのビーバー。アン♡ マリオで言うクリボーポジションのザコ敵。 遺跡ステージでは石臼を転がすタイプもいる。 石臼はローリングですり抜けることができたりする。 ●アーミー アルマジロの敵で、転がって突撃してきたりする。ゲッ! ディディーでは丸まっている間に踏んでも倒せない。 ●ネッキー ハゲワシ。ケ↓ーッ! 飛んでくるものやココナッツを投げてくるものがいる。 足場になるのでパタパタポジション。 ●ミニ・ネッキー 口からココナッツを吐いて邪魔してくる敵。ケ↑ーッ! ネッキーよりウザい。 ●ジンガー トゲが背中にある蜂。色によって動きが違う。プゥン! 倒すにはタルを使うか、ウィンキーの助けを借りねばならない。 敵というより障害物に近く、倒せる点を除けば星のカービィのゴルドーと同じ。 ●スリッパー 蛇。シィィィィ! 洞窟等で地面を這ってくる。 洞窟におけるノーティポジション。 ●バイトサイズ 赤と緑のツートンカラーのピラニア。 一方向に泳ぎ続けるだけでコングたちを攻撃してくることはない。 水中におけるノーティポジションだが、エンガードでないと倒せない点には注意。 日本のSFC版では説明書にも公式ガイドにも名前が載ってない。 ●チョンプス 鮫。水中で左右に泳ぐだけの邪魔な敵。 エンガードなら倒せる。 ●チョンプス・ジュニア 小さいチョンプス。 チョンプスと同じくエンガードなら倒せる。 ●クロクトパス 水中で一定のルートで動き回ったり、 細い通路で待ち伏せしていてドンキーたちを追いかけたりしてくるタコ。 無敵でありエンガードでも倒せない。 追いかけてくるタイプは通路の凸凹に隠れてよくスルーされたりする。 ●クランボー 大きな二枚貝に目と舌の付いた敵。別名 シェルダー 真珠を飛ばして攻撃してくる。真珠の数や飛ばす軌道は個体によって違う。 こちらも無敵でありエンガードでも倒せない。 ●スクィッジ 縦に細長いクラゲ。斜め方向や、ジグザグに泳ぎながら一定距離を往復したりする。 ●スピナー トゲ付きタイヤ。水陸両用で無敵。 敵というより障害物と呼んだ方がしっくりくるか。 ●ドラム缶 OILと書いてあるものは炎を出し、ドクロマークのものはノーティやスリッパー、クラップトラップを出してくる。 ドクロマークはタルをぶつければ破壊できるが、OILはTNTバレルでのみ破壊可能で、ボーナスステージをふさいでいるものもある。 ★アニマルフレンド ドンキーコング達を助けてくれる動物達。 動物のシルエットが描かれているコンテナから出てくる。 ●サイのランビ ドンキー達を乗せて突進し、前方にいる敵をやっつけてくれる。後ろと上からの攻撃に弱い。 倒せない敵ばっかり出てくるステージにトラップめいた形で待っていることもある。 ア゛ーッ! ●カジキのエンガード ドンキー達を乗せて水中を速く泳ぐ事が出来る。尖った口の先で敵を倒せるがやはり自分が向いていない場所からの攻撃に弱い。 水中での唯一の攻撃手段となる。 Oh! ●ダチョウのエクスプレッソ ドンキー達を乗せて地上を駆け回り、ジャンプして滑空することもできる。 足に接触判定がないので、身長が低いクラップトラップと接触してもすり抜ける。 ただし敵は踏めない。 ケ↑ーッ! ●カエルのウィンキー ドンキー達を乗せて高くジャンプをする事が出来る。 横移動の際常に小ジャンプをする事から癖が強いが、通常は踏めない敵も踏めるようになる。 何故か本作以降全く登場しなくなる。 タイヤジャンプの難易度がドンキーとディディーで全然違うという奇特なアニマル。 ア゛ン♡ ●オウムのスコークス 唯一ドンキー達は乗せず、洞窟ステージで後ろからついてきて周囲をライトで照らしてくれる。 こちらが方向を変えるとスコークスも方向を変えるが、その際一瞬画面がホワイトアウトするので何と無く目に悪い。 一緒に戦ってくれるのは次回作から。 因みにエンガードと共にシリーズ皆勤。 こいつはダメージを食らわない。 ★アイテム(タル) ●普通のタル コングたちの主な飛び道具。投げると敵を蹴散らして転がっていく。 持ったまま直接何かに当てるか、投げて壁や効かない敵に当たると壊れてしまう。 ●タル(弱) 紐で組まれただけの粗末なタル。威力は変わらないが投げても転がらずにすぐ壊れてしまう。 ●DKバレル 投げても転がらずに壊れるが、一人の時に壊すと、いなくなった相方が入っている。 ●TNTバレル 投げると爆発する強力なタル。これでしか倒せない敵もいる。十字キー↓を押して地面に置くと時限爆弾になる。 ●コンティニュー・バレル 壊しておくとミスした時にここからスタートとなる。 ●鋼鉄製タンク 頑丈なタル。投げると転がり、壁に当たっても壊れず跳ね返る。 転がっている間は上に乗れる。 ●タル大砲 コングたちが中に入ると打ち出される。原理不明。爆発マークの書いていないものは手動で発射可能で、回転していたり一定のルートを往復していたりする。 ★ステージ レベル1 コンゴジャングル ドンキーコングの家があるジャングル。最初のレベルだがロープや水中、シリーズお馴染みになったタル大砲などさまざまなステージがある。 ボスはベリーノーティ。 レベル2 モンキーマインズ 近くに古代の遺跡がある鉱山。以降のシリーズで恒例になるトロッコステージが初めて登場する。 レベル1を易々突破したプレイヤーにレベル2で洗礼を浴びせてくるのはレア社恒例。 ボスはマスターネッキー。 レベル3 もりのみさき 広大な森。GBA版では森の奥深くの遺跡と言う感じになっている。ネッキーやジンガー、マンキーコングなどが大量に出現する森のステージが多い。 キャンディーまでが長いので、慣れないプレイヤーはレベル2クリア後にセーブせずに(あるいは、全体マップで自動移動した後に入らずに他のレベルに戻る事が出来るのを知らずに)直行してゲームオーバーになる事も… ボスはクイーンB(巨大ジンガー)。 レベル4 ホワイトマウンテン DKアイランドで最も標高が高い雪山。最初のステージのふぶきの谷は本作屈指の高難易度ステージ。 キャンディーもファンキーも道のりが遠い。 ボスはリアリーノーティ(怒りのボスノーティ)。 レベル5 カントリーファクトリー 水質汚染が深刻な工業地帯。オイル缶やオンボロな工場ステージがある。トロッコ再び。 ボスはダムドラム(巨大ドラム缶)。 レベル6 やみのいりえ 光の届かない洞窟。GBA版では溶岩が噴出しているが溶岩のステージはない。最後のアクションレベルだけに全体的に難易度が高い。 ちなみに「ドンキーコング2001」のみ、他のバージョンには存在しない「クレムリンのどうくつ3」というコースが追加されている。GBA版に引き継がれなかったのは謎。 ボスはマスターネッキーシニア(怒りのボスネッキー)。 ラストレベル キングクルールのふね 全体マップから入るとすぐに、最終ボスのキングクルール戦に突入する。 ★余談 ハイレベルな高難易度ゲームとして認知されているこのゲームだが、実は日本版は海外版から一部の敵や障害物が削除されているため、ほんの少しながら簡単になっている。(*6) また海外版では英題ステージ名等「元々レア社のスタッフがどういう意図を込めた」のかが想像しやすくなる要素がチラホラ見られるため、興味があれば調べてみるのもあり。 追記・修正はバナナを集めながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] おい、無を取得タグww -- 名無しさん (2013-09-13 20 26 15) 小さい頃プレイしてたらバグでバカでかいクロクトパスがボスとして登場したの思い出した…倒せたかどうかは忘れたw -- 名無しさん (2013-10-05 15 36 23) まさここの時はスーファミでのドンキー最後の活躍になるとは思わなかったな。 -- 名無しさん (2014-07-07 23 34 28) 人生で初めてプレイしたゲーム。何故かロープジャングルで詰まってた。 -- 名無しさん (2014-07-07 23 45 30) 無印のステージの項目ってまだ無いのね... -- 名無しさん (2014-07-08 00 02 37) 雪山のタル大砲乗り継ぎステージは今作究極のトラウマステージ -- 名無しさん (2014-09-08 23 25 59) 確かカエルってハチを踏めるんじゃなかったっけか -- 名無しさん (2014-10-14 23 45 53) ↑踏めるし、判定が若干シビアだけど横からも吹っ飛ばせる。 -- 名無しさん (2014-10-29 16 56 00) ふぶきの谷はショートカットがあるのが救い -- 名無しさん (2014-10-29 17 10 21) マインカートコースターが好きでずっとやってたわ -- 名無しさん (2014-10-29 22 43 07) 雑魚キャラのノーティ可愛いから主役の作品造って欲しい -- 名無しさん (2014-11-24 01 00 58) ふぶきの谷とクリスタルトンネルの二連ちゃんはマジで狂気 -- 名無しさん (2014-11-24 01 09 34) クリスタルトンネルなんてふぶきの谷と比べたらよっぽど楽。このステージだけ背景と音楽が唯一なのはもったいないが。 -- 名無しさん (2015-04-14 22 48 35) クリアするだけなら上級者は1時間くらいでEDいける。 -- 名無しさん (2015-11-02 11 16 42) トリックトラックリフト2の点滅音はたまに違う事も鳴る -- 名無しさん (2016-01-22 14 48 55) キャンディーはこのゲーム、アニメ、64とデザインがコロコロ変わるな。 -- 名無しさん (2016-03-13 23 18 27) 確か、敵を上手く踏むとローリングしたまま空を飛べる裏技(通称「飛鳥文化アタック」)があるんだよな。 -- 名無しさん (2016-03-23 15 20 20) キングクルール戦BGMはマジで神 -- 名無しさん (2016-06-09 22 58 17) 水中ステージのBGMも神 -- 名無しさん (2016-10-18 00 56 10) 1はグラフィックやBGMの野性的で素朴な雰囲気が堪らない。2や3はどこかポップで都会的というか明るい雰囲気が苦手。好きな人には悪いけど… -- 名無しさん (2017-02-25 22 45 04) 2や3と比べるとボーナスとか完全クリア必須じゃないからまだ楽だった気がする。 -- 名無しさん (2018-09-15 21 55 00) SFC版の説明書に書かれてるあらすじだと、ドンキーに押し付けられるかたちでディディーがバナナ倉庫の見張りをしてたところにクレムリン軍団が攻めてきて孤軍奮闘するけど捕まってしまうって話だったような。 -- 名無しさん (2018-12-13 11 18 10) スマブラSPでクリスタルトンネルBGMがオレ曲になりアドベンチャーモードで原作のマップ再現が嬉しすぎる。 -- 名無しさん (2019-01-01 18 16 50) スピナーは TNTバレルをぶつけても倒せなかった・・・ 完全無敵キャラ!? -- 名無しさん (2020-08-11 16 10 18) ↑3 たしかそう書かれていたな。 工場と雪山と海のBGMが個人的には非常に良かった。 -- 名無しさん (2021-06-09 15 08 06) これのGBA版暇な時間にやりまくったわ -- 名無しさん (2021-10-27 16 59 07) トロッコステージの空中浮遊バグってGBAでもできるのかな? -- 名無しさん (2022-06-25 13 16 32) ↑出来ない。そもそも空中浮遊バグができるのはSFC版でも初代Romだけだから、修正された改訂版Romが入っている物だとSFC版でも出来ない。 -- 名無しさん (2024-03-10 17 12 25) 名前 コメント
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ドンキーコングシリーズリンク ドンキーコングシリーズ スーパードンキーコングシリーズ その他の作品 関連作品 概要 余談 ドンキーコングシリーズ 機種 タイトル 概要 判定 ドンキーコング AC/FC(*1) ドンキーコング ドンキーコング、そしてマリオのデビュー作。 良 GBA ファミコンミニ ドンキーコング FC版のベタ移植。 良 Wii/3DS ドンキーコング オリジナル・エディション 国内では「夏のダウンロード版スタートキャンペーン」として3DSで配信。コングが梯子を登って逃げる動作や、幻の2面をFC版に追加したアレンジ移植。 AC/FC(*2) ドンキーコングJR. なんとマリオが悪役。タイトルにはないが『ドンキーコング2』として宣伝された。 良 AC/FC ドンキーコング3 主人公はスタンリー…って、誰それ!? ドンキーの魔の手からフラワーパークを守る。実はゲーム ウオッチ『グリーンハウス』の流れを汲む作品。 なし PC88/PC66/XI ドンキーコング3 大逆襲 原作から植物園関連の要素が消滅し、様々なステージを巡る普通の固定画面シューティングに変貌。 GB ドンキーコング マリオvs.ドンキーコングシリーズの基となる、アクションパズルゲーム。プロローグステージのみ初代を再現しているが、それ以降は全く異なる完全新作。 良 番外作品 FC ドンキーコングJR.の算数遊び 『JR.』を元にした算数勉強ゲーム。 なし DSi ゲーム ウオッチ ドンキーコングJR. DL専売。ゲーム ウオッチ版『JR.』の再現作品。 マリオvs.ドンキーコング こちらを参照。 スーパードンキーコングシリーズ 機種 タイトル 概要 判定 スーパードンキーコング SFC スーパードンキーコング レア社と任天堂の初タッグかつSFCに革命をもたらした一作。 良 GBC ドンキーコング2001 『GB』とは違い原作に忠実な移植。ハードスペックを鑑みると破格の移植度だが、移植であることがあまり宣伝されなかった。 良 GBA スーパードンキーコング 単純だったボスの行動パターンが一新されるなど変更点は多いが、概ね原作に忠実。ミニゲームをはじめとした追加要素も。GBA移植3作の中では一番まともな出来。 良 SFC スーパードンキーコング2 ディクシー ディディー チームアップ、DKコインなど新要素を加えた続編。特にBGMはシリーズ屈指の人気を誇る。 良 GBA スーパードンキーコング2 携帯機移植とはいえ、様々な面にわたって劣化が目立ってしまった。 劣化 SFC スーパードンキーコング3 謎のクレミス島 BGMとグラフィックの良さは変わらず。セーブも自由に行えるようになった。 良 GBA スーパードンキーコング3 『2』と似たような劣化点が目立つ。追加ステージの存在は評価される。 劣化 スーパードンキーコングGB GB スーパードンキーコングGB 初代『スーパードンキーコング』の後日談。原作SFC版をベースにステージを一新。 良 ドンキーコングランド 『2』をベースにアレンジした作品。やはりコース設計はまったくの別物だが、GB3作では最も原作SFC版に近い内容。 良 GBC ドンキーコングGB ディンキーコング ディクシーコング 『3』をベースにアレンジした作品。ただし内容は原作SFC版とは別物。 良 新世代機作品 N64 ドンキーコング64 グラフィックやサウンドは好評だが作業的なゲーム進行で劣化『バンカズ』の印象が強い。 なし Wii ドンキーコング リターンズ 帰ってきたスーパードンキーコング。シリーズ内でも屈指の高難易度路線を意識した硬派なプレイ感覚。 良 3DS ドンキーコング リターンズ 3D Wii版を立体視に対応させ、バランスを調整した「ニューモード」を搭載。 WiiU/Switch ドンキーコング トロピカルフリーズ 『リターンズ』のシステムを踏襲しつつ、ディクシーとクランキーが登場。Switch版ではファンキーも参戦。 良 その他の作品 機種 タイトル 概要 判定 ドンキーコンガ GC ドンキーコンガ 『太鼓の達人』シリーズスタッフによる音ゲー。タル型の専用コントローラー「タルコンガ」を使用。 ドンキーコンガ2 ヒットソングパレード ドンキーコンガ3 食べ放題!春もぎたて50曲 アクションゲーム GBA ぶらぶらドンキー 突起をつかんで上に登っていく、独特な操作感のアクションゲーム。 GC ドンキーコング ジャングルビート タルコンガで遊ぶドンキーコング。熱いスコアアタックとノリノリなアクションが特徴。 良 Wii Wiiであそぶ ドンキーコング ジャングルビート リモコン操作に変更し、システムやステージ構成の変更など細かい調整が入った。 DS ドンキーコング ジャングルクライマー 事実上『ぶらぶらドンキー』の続編。 レースゲーム N64 ディディーコングレーシング 良くも悪くも実力差が出る、ストイックな作りのレースゲーム。 良 DS Diddy Kong Racing DS 日本未発売。キャラクターの変更をはじめ、モードやコース等の追加要素がある移植作。 Wii ドンキーコング たるジェットレース Wiiリモコンとヌンチャクを振って操作するレースゲーム。元々はタルコンガ専用ソフトとして開発されていた。 なし 関連作品 機種 タイトル 概要 判定 マリオシリーズ 初代『ドンキーコング』はマリオのデビュー作でもあった。 ゲームボーイギャラリーシリーズ 一部作品でゲーム ウオッチ版の移植およびリメイクを収録。 バンジョーとカズーイの大冒険シリーズ 『スーパードンキーコング』シリーズと同じく、レア社が開発を担当したアクションゲームシリーズ。バンジョーは本作に先駆けて『ディディーコングレーシング』で初登場した。 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ 初代から登場しているシリーズの一つ。これまでにドンキー、ディディー、キングクルールが参戦。 ワリオシリーズ 『メイド イン ワリオ』シリーズに本シリーズが題材のプチゲームが登場。 AC パンチアウト!! 観客席にドンキーコングとドンキーコングJr.が登場する。 スーパーパンチアウト!! FC テトリス ドンキーコングが登場。 良 FCD スマッシュピンポン 観客席にドンキーコングJr.が登場する。 GB F1レース グランプリモードで優勝するとドンキーコングがレースクイーンに混じって祝福してくれる。 良 GBC Conker s Pocket Tales 『ディディーコングレーシング』に登場したコンカーが主役の作品。 N64 Conker s Bad Fur Day 良 Xb コンカー Live Reloaded 良 N64 どうぶつの森 ファミコン家具として『ドンキーコング』『ドンキーコングJR.の算数遊び』を収録。 良 GC どうぶつの森+ 上記2作に加え『ドンキーコングJR.』『ドンキーコング3』も収録。 良 どうぶつの森e+ 良 GBA It s Mr. Pants 日本未発売。『Donkey Kong Coconut Crackers』として開発されていた作品。 Wii PUNCH-OUT!! 隠しボスとしてドンキーコングが登場。 良 DSi ニンテンドーDSiメトロノーム DL専売。初代『ドンキーコング』を基にしたミニゲーム『DONKEY METRONOME』を収録。 WiiU Skylanders SuperChargers 日本未発売。amiiboで「Turbo Charge Donkey Kong」が登場。 Wii/3DS Skylanders SuperChargers Racing WiiU/Switch Skylanders Imaginators Switch ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online DL専売。『ドンキーコング』『ドンキーコングJR.』『ドンキーコング3』を収録。 良 スーパーファミコン Nintendo Switch Online DL専売。『スーパードンキーコング』『スーパードンキーコング2』『スーパードンキーコング3』を収録。 良 概要 アーケードゲーム『ドンキーコング』から始まったシリーズ。 ゴリラのドンキーを敵役としたアクションゲームとして製作されており、アーケードで3作品が製作された。 『スーパードンキーコング』シリーズの元祖となる作品であるとともに、今ではすっかり任天堂の顔役に成長したスーパーヒーロー、マリオのデビュー作である。 その後、GB版が作られたのを最後に長らくシリーズは途絶えていたが、レア社とのタッグにより、キャラクターを活かした新規作品ともいえる『スーパードンキーコング』が発売され、人気を博してシリーズ化された。 こちらは初期3作品とN64での3D化作品が1作発売された後、キャラクターの版権がレア社から任天堂に移った後も開発会社を移行しつつコンスタントに作品が作られている。 余談 + 長いので折りたたみ 1作目のバックストーリーは「マリオのペットだったドンキーコングが、マリオにレディという恋人ができてから自分を全然相手にしてくれなくなったため、イタズラで彼女をさらって建設中のビルに逃げ込み、それをマリオが追いかけてレディを助けに行く」という話。 このストーリーは後のGB版でも反映されている。 また、本作におけるマリオの職業は「大工」で、「配管工」という設定が定着したのは『マリオブラザーズ』以降である。 そもそもマリオは様々な職を転々としているので、設定も半ば無意味であるかもしれないが。ゲーム&ウオッチでは、一時期マリオ登場作品が乱発されていたことも影響している。 1作目の主人公であるマリオは『マリオブラザーズ』や『レッキングクルー』などで主役を務めた後、85年発売の『スーパーマリオブラザーズ』が大ヒット。前述の通り任天堂を代表するヒーローとなり、生誕から30年以上経過した現在でも第一線で活躍している。 敵役のドンキーコングのその後は、次回作救出対象となるなど脇役として活躍。マリオの敵役といえばクッパとはなったものの出番がなくなったわけではなかった。 94年発売の『スーパードンキーコング』以降は、年老いたためドンキーコングの名前を2代目に譲り「クランキーコング」の名前で登場し、2代目ドンキーコングやその仲間達を助けるキャラクターとなった。 ちなみにクランキーコングは結婚しており、「リンクリーコング」という妻がいた(現在は幽霊となっているが)。 近年はあまり姿を見せていなかったが、『ドンキーコング リターンズ』において文字通り復活。気のいいご老体となっている。 当時マリオの恋人だったさらわれ役のレディはその後『ファミリーベーシック』や『ピンボール』に出演するも、マリオが有名となった『スーパーマリオブラザーズ』以降はヒロインの座をピーチ姫に奪われ、13年間出番が無かったが、1994年に『ドンキーコング (GB)』が発売された際に『ポリーン』という名前であることが判明(*3)、デザインも変更された。 この際、スタッフのインタビューによって、GB版の同作終盤でキノコ王国に辿り着いたマリオがピーチと出逢い、ポリーンから乗り換えてしまったことが明かされた(*4)。 そしてこれまた13年後の2007年に発売された『マリオvs.ドンキーコング2 ミニミニ大行進!』で勘違いで2代目ドンキーコングにさらわれる。ちなみに、この時の説明書等にはマリオの友達と紹介されている(*5)。 さらに10年後の2017年に発売された『スーパーマリオ オデッセイ』では、初期『ドンキーコング』シリーズをモデルにした「都市の国 ニュードンク・シティ」の市長に就任しており、ここではマリオに対して終始敬語で他人行儀な態度を貫いている。 本作が誕生したきっかけは、元々は北米市場で『レーダースコープ』というSTGが不発に終わってしまい、基板の在庫を大量に抱える問題が発生したことが発端であり、この基板や部材を在庫処理するために社内公募された企画であった。 『レーダースコープ』は当時にしてOP価格100万円前後(*6)という高価な商品で、しかもそれでも採算度外視に近かったと言われている。業務用機ということでコストの概念を頭からすっ飛ばして設計した結果がこれである。 『レーダースコープ』の基板はオーバースペックであったため、ROM差し替えでない追加生産分は『ドンキーコング』に必要のない機能や性能を削減してコストダウンが図られている。 しかし、当時の日本の任天堂は『ゲーム ウオッチ』の大ヒットにより誰もが忙しく手を回せる人員がほとんどいなかったため、急遽、新入社員でそれまでゲーム開発に関わったことがない宮本茂氏が抜擢されることなった。 さらに、元々は有名アメリカカートゥーンアニメ『ポパイ』をフィーチャーした版権もののアクションゲームになる予定だったが、版権の都合がつかなかったため断念し、宮本茂氏が新たなキャラクターのデザインまでもをほぼ1人で行うことになる。 ポパイ=マリオ、オリーブ=レディ、ブルート=ドンキーコングと、そのキャラクターと「主人公がさらわれた彼女を助けに行く」という構図がゲーム内容に活かされる事になった。 しかし元々は在庫処分企画でありながら、アメリカ本国においても人気を博し、なんと本作を題材にしたカートゥーンアニメが作られている。 そしてこの作品は後に任天堂の看板キャラクターとなるマリオのデビュー作になり、宮本氏も任天堂ゲームの中心的開発者として活躍していくことになる。 もしも基板の在庫処理の企画がなければ、あるいはポパイの版権の許可が下りていたのならば、ドンキーはおろか、今日でも知られているマリオでさえ存在しなかったということである。ある意味彼らの登場は奇跡といってもいいものであるのかもしれない。 ちなみに、『ポパイ』をフィーチャーした作品自体は版権を取得した上で翌年の1982年に発売が実現している。→『ポパイ』 1作目稼動当時の任天堂は家庭用機に消極的だった(*7)為、任天堂タイトルには珍しく他社製品向けに多くの移植作がある。 Atari2600版やインテリビジョン版を経て、コレコビジョンにはハード同梱タイトルとして移植されている。しかしいずれも海外展開であり、後にコレコ社と任天堂の間で本作の契約を巡って一悶着あったこともあり、日本では発売されなかった。 その後、満を持して日本で登場したFC移植版『ドンキーコング』は、超絶的にヒットすることになる『スーパーマリオブラザーズ』がリリースされる前のキラーソフトの1つとして、ファミコンの普及に大きく貢献した実績を持つ。ドンキーが家でプレイできるのは当時のちびっ子達にとって、この上なく衝撃的なことであった。 もっとも、前述のコレコビジョンが国内発売されていたり、コレコ版電子ゲーム『ドンキーコング』が国内で出回っていたならその衝撃はかなり薄れていたであろうが…。 ファミコンの開発動機のひとつに「コレコ社との国内販売権の交渉が決裂した」ことが理由としてあり、さらに北米ではアタリ経由で販売を交渉していたタイミングで不遇にもかのアタリショックが到来したため止むなく自社でNES(海外版FC)を展開することになり、結果的にNESも大成功したことを考えれば、これも奇跡の一つである。 なお、コレコビジョンには本作とともに同じ池上通信機の『ザクソン』もキラータイトルとして移植されていた。 一方で、任天堂タイトルとしては訴訟沙汰の多い商品でもある。 『スペースインベーダー』と同様、当時の人気作の例に漏れずコピー基版が横行した。有名なものに「クレイジーコング」がある。 その訴訟の一つが原因で、初代開発担当だった池上通信機と袂を分かつことになる(*8)。 任天堂が『ドンキーコングJR.』『マリオブラザーズ』をリリースする一方で、池上通信機はセガと組むことになり、もう一つのドンキーコングとも言える『ティップタップ』(コンゴボンゴ)を開発、セガからリリースすることになる。
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スーパードンキーコング 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 スーパードンキーコング(GBA) 概要(GBA) 変更点・評価点 問題点(GBA) 総評(GBA) 余談(GBA) スーパードンキーコング 【すーぱーどんきーこんぐ】 ジャンル アクション 高解像度で見る 裏を見る 対応機種 スーパーファミコン 発売元 任天堂 開発元 レア 発売日 1994年11月26日 定価 9,800円(税別) プレイ人数 【SFC/Wii/WiiU】1~2人【New3DS】1人 セーブデータ 3個(バッテリーバックアップ) レーティング CERO A(全年齢対象)※バーチャルコンソール版より付加 配信 バーチャルコンソール【Wii】2006年12月12日/800Wiiポイント(税5%込)【WiiU】2014年11月26日/823円(税8%込)【New3DS】2016年3月4日/823円(税8%込) 書換 ニンテンドウパワー1997年9月30日/1,000円/F×8・B×1 判定 良作 ポイント やりごたえのある絶妙な高難易度SFCとしては当時屈指のグラフィックとサウンド ドンキーコングシリーズ・関連作品リンク 概要 イギリスのゲームメーカー「レア社」の技術力を見込んだ任天堂がタッグを組んで制作した横スクロール型アクションゲーム。 当時としては本格的なCGを使い、SFCというプラットフォームながら、3Dでモデリングされたキャラクターを撮り込んだプリレンダCGで緻密でリアルなグラフィックと動きを実現した「次世代ACT」として大々的に発売された。 タイトルに『ドンキーコング』とあるが、内容そのものはAC版シリーズ本編とは関係のない独立した作品で、原作のキャラクターを活かした新規作品(*1)となっており、主人公として登場するのも初代ドンキーコングの「孫」の二代目ドンキーコングである。 ストーリー 個性的な生物と自然の宝庫、コング島。その中でひときわ大きな群れ「コング」達は平穏な暮らしを送っていた。 しかしある時、ワニ族である「クレムリン軍団」がコング島に来襲して島を占拠し、コング達の食料であるバナナを強奪していった。群れのリーダー格であるゴリラのドンキーコングは、相棒のチンパンジー・ディディーコングと共に、バナナの奪還とクレムリン軍団の打倒を目指して旅立った。 特徴 「動きはやや遅いが固い敵も倒せるドンキー」と「身軽で速いが非力なディディー」…という性能の異なるコンビでクリアを目指す。 二人一緒にいる時はワンボタンでいつでも操作するキャラを切り替えられる。それぞれの性能は分かりやすい一長一短であり、それぞれに得意な場面と苦手な場面が存在する。 現在操作中のキャラが敵に触れるなどしてダメージを受けると離脱してしまい、控えのキャラを操作することになる。離脱したキャラは、ステージ内に設置されているDKバレルに閉じ込められており、バレルを壊すことで復帰する。 二人一緒にいればダメージにも一回は耐えられるということであり、それだけでも安心感がある。 当たり判定は操作キャラの方にあり、控えキャラが操作キャラとの動作差で敵に触れたりしてもダメージは受けない。 ゴリラ(猿)ならではのアクション Yボタンでダッシュ、Bボタンでジャンプ(敵を踏んで倒せる)など、基本的な動かし方はマリオシリーズと同様。 最大の特徴は、Yボタンでダッシュしつつ体当たり攻撃する「ローリングアタック」。 ジャンプする必要もなく地上の敵を倒せる。また、ローリングで敵を倒した直後は移動速度が更に高速化する。野性的で爽快感のあるアクション。 ローリングでは倒せないが踏みつけなら倒せる敵もいるなど、敵によっては踏みつけとの使い分けも要求される。 ローリングアタック中に落下した場合は空中でジャンプが可能。これを利用し、ただのダッシュジャンプだけでは届かない足場に移ったり、穴の上に配置されたアイテムを取った後足場に復帰したりというテクニックも。 ドンキーのみ下+Yで両手を地面に叩きつける「ハンドスラップ」というアクションが行える。 地面に隠れているアイテムを手に入れたり、敵を倒してバナナを出現させたり、このアクションでしか倒せない敵を倒したりと使い方は様々。 投げて攻撃したり、中に入って大砲のように発射されたりする「タル」。これをうまく利用して攻略していく。 ステージ中には様々な1upアイテムが配置されている。 バルーン(風船):取得することで、色に対応して1、2、3upする。 バナナ クレムリンたちが落としていったバナナ。100本取得することで1upと、マリオのコインと同じようなアイテム。 バナナ10本分が束になっている場合もある。 後述のボーナスステージのヒントとしても使われており、不自然な場所に置かれているバナナはボーナスへの道しるべとなる。 K・O・N・Gパネル:各ステージ毎に「K」「O」「N」「G」が各一枚配置され、集めると1up。 上記二つに比べると集めにくく回収のリスクが高いポイントもあるので無理して取る必要はない。 ステージによっては、「アニマルフレンド」という動物達が登場し、冒険の手助けをしてくれる。 ランビ サイ。突進して鋭い角で攻撃する。目の前の敵を勝手に攻撃してくれ、壁に隠されたボーナスステージの入口も開くこともできる。 エンガード カジキ。長く鋭い上顎で突いて攻撃する。4つすべての水中ステージに登場し、高い機動力と唯一の攻撃手段として非常に重宝する。(*2) エクスプレッソ ダチョウ。素早く移動でき、ジャンプするとゆっくりと下降できる。足元には当たり判定がないため、小さい敵は無視できるが、敵を踏めない。 ウィンキー 高くジャンプできるカエル。コングでは踏めない敵・ジンガーも踏んで倒せる。 スコークス 4-5「トーチライト トンネル」にのみ登場。乗ったり攻撃することは出来ないが、暗い場所を照らしてくれるオウム。 『2』と『3』にも登場しているが、用途が異なる。この時はまだ地味な扱いであるが、驚いたことに現状のシリーズで皆勤になっているのは彼だけである。 本作のマップ構成 本作は日本国内に見られる一般的なワールド選択タイプのアクションゲームのマップと異なり、各レベル(ワールド)間を移動するための全体マップと、各レベル内のステージマップに当たる「レベル内マップ」に分かれている。 1度各レベルに入ると、レベル内のボスを倒す、もしくはレベル移動ポイント(ファンキーコングの小屋)を利用できるようになるまでは全体マップに戻れないという制約がある。 評価点 SFCでは屈指の美麗なCGで描かれたグラフィック。 本作を語る上で外せない長所。3Dで立体感と躍動感たっぷりに描かれたキャラクターやオブジェクトの美しさは現在見ても全く色褪せない。 当時、任天堂が積極的にアピールしただけある美しさ。プレイ中どころかOPの「レア社と任天堂のタイトルロゴ」の美しさに当時しびれた人も多いのではないだろうか? そしてそのCGでジャングルや洞窟、海中、森の中、雪山、果ては廃工場といったエリアまで展開するため探索欲が沸く。 流石にリアルタイム処理ではなく、既にCGとして制作したものをつなぎ合わせて動いてるように表示するだけのプリレンダーCGではある。しかし今までのゲームとは違うグラフィックは、後年次世代機で実現したリアルタイムレンダリングに匹敵するほどの衝撃をプレイヤーに与えた。 シンプルかつコングの特徴を活かしたアクション。 覚えるべき操作は少ないものの、コングの特徴を活かしつつ簡単な操作で行えるので、慣れるのも早い。 二人のキャラのコンビというシステムは新鮮で、適度に思考性がある。 個性的なキャラクター達。 敵キャラにもワニだけでなく、ビーバーにハゲワシ、ハチやヘビにタコ。しかもキャラの動作に細かいSEまである。 味方キャラにも体当たりが得意なサイ、泳ぎの上手いカジキ、ジャンプ力のあるカエルと様々。チョイスがバリエーション豊かで、ごった煮感があってとてもにぎやか。 デフォルメされた顔つきや、靴・ヘルメット・迷彩服などの衣装を着てはいるものの、本作のキャラクター達は後続の作品に比べて全体的に造形や頭身がリアルで、シルエットは現実の動物のそれに近いものになっている。美麗な映像と合わせて、まるで現実の大自然の中を歩き回っているかのような臨場感がある。 コングファミリーも主役のドンキーコング(2代目)とディディーコングの他にクランキーコング、ファンキーコング、キャンディーコングと個性豊か。モーションも細かく崖っぷちにいると「おっとっと」の姿勢になったりドンキーを先頭にしてクランキーの家に向かうとクランキーの杖で叩かれる際に身構えるなど表情も豊か。 ミス時のモーションもBGMと相まってコミカルで、ドンキーは仰け反ってから頭をポリポリ掻いているだけの呑気なもの、ディディーは転んでから頭の星をくるくるさせながら痛そうな表情を、と二匹の差を感じさせる。 良質かつ豪華な音楽。 デビッド・ワイズ(David Wise)氏らによる音楽は完成度が非常に高く、各フィールドの世界観を最大限に引き立てている。SFCの音源とは思えないほどにリアルで美しい音使いで作られており、曲単体で聴いても十分、鑑賞に堪えうる質の高さを誇っている。 特に際立つのが音の使い方で、タンバリンの音を高音にすることによって全く別の楽器の音のようにしているなど、それまでのゲームとは全く違う音の使い方でSFCの音源の限界を感じさせない細やかなつくりになっている。 中でも野生的なドラムのリズムがステージ景観にぴったりなジャングルステージの音楽や、透明感溢れる海ステージの音楽(*3)は特に評価が高い。 洞窟の音楽の水滴が滴り落ちる音など、ステージの情景を連想させる効果音や和音をふんだんに使う代わりに、具体的なメロティーやリズムを排した「アンビエント」的な音楽が多いのも特徴。サンプリングを用いるSFC音源の本領発揮と言えるだろう。 効果音も印象に残る物揃い。倒した際の効果音も敵ごとに違い、特にクラッシャやロッククロックを倒した時やキングクルールを攻撃した時の「オ゛-」は大抵の人が真似したであろう。 その他 ステージの作り込みは非常に細かく、隠しアイテムやショートカットがふんだんにちりばめられている。 例としてゲームを始めて最初に行くことになる「1-1 バナナジャングル」では、地上をほぼ一直線に進むだけでゴールまで辿り着ける以外に、ステージ上部の樹木をジャンプで渡っていくことで、大量のバルーンが手に入るという隠しギミックがある。木々の間隔がローリングからの空中ジャンプを駆使してギリギリ届く広さに並んでおり、最序盤のステージでありながら上級者も唸る難度となっている。このような隠し要素を探してステージを探索するのも面白い。 やりこみとして各ステージのボーナスステージを探すことも出来る。見事入口を見つけることができれば、セーブデータの%がどんどん上がっていく(*4)、その上、そのステージでの100%を達成するとステージ名に「!」が付くので「どのステージで隠し要素を発見していないのかが分からない」という事態も起こらないユーザーフレンドリーな設計。最高は100%に見せかけて… 賛否両論点 シリーズ作品から一部の設定やキャラクターの改変 今までのシリーズでドンキーコングとして扱われていた初代ドンキーコングは、クランキーコングという独自の名称になっている(*5)また、年老いたことを強調するためか、AC版の時代を回顧して懐かしがっては何かと毒を吐くシーンが多い。 今までのシリーズでは主役級だったキャラクターに、こうした癖の強いキャラ付けがされている点は、賛否が分かれる。 クランキーコングの息子であり、過去のシリーズ作品では何度も主役になった事がある「ドンキーコングJr.」が、本作では一切登場しない。 孫座自体にも一切言及もされないため、ドンキーコングJr.が、二代目ドンキーコングから見て父親にあたるのか、叔父にあたるのかも、不明のままになっている。 スコークスのライト。 スコークスはコング達の進行方向を照らすため、コング達が後ろを向いたらスコークスも当然後ろを向く。この方向転換の際、ライトが一瞬だけプレイヤー側に向くので、視界がフラッシュ、ホワイトアウトする。リアルではあるが、ハッキリ言って目に悪い。 ただ本当に一瞬なので、そこまで気にならない程度でもある。またこの1ステージ限りなので、ボーナス獲得含みでゴールした後にすぐさまセーブすればもう一度立ち寄る必要もない。 なお、バーチャルコンソール配信以降の移植版では修正されている。 問題点 グラフィック 本作最大の売りであり評価点でもある美麗なグラフィックであるが、視認性が悪い箇所が目立つため、アクションゲームのグラフィックとして見ると問題が多い。 木の幹、木の足場、崖、タル、ドンキー、ディディーなど、とにかく茶色のオブジェクトが多く、あまり塗り分けがされていない。背景にも茶色が使われており、咄嗟の判断を阻害している。 ドンキーもディディーもどちらも茶色ベースの色合いで、操作しない方は後ろからついてくるため、今現在どちらを操作しているのか瞬時に判断がつきにくい。 コースデザイン 横スクロールステージで、画面が不必要に縦にスクロールして下の地面が見えなくなるコースが多い。最初にプレイする「1-1 バナナジャングル」から、早速このような構造になっている。 前述したとおり難易度は高めだが、やっている内に上達が実感できるバランス取りのおかげもあり、そこまで気にはならない。しかし少々場違いなステージも。 レベル4は全体的に難易度が高く、前述の仕様により4-5をクリアするまでセーブができない。それなのに「4-1 ふぶきのたに」はレベル一番手のステージの癖に本作でも三本の指に入る高難度ステージと評されるほど。その後も4-2で精密なロープアクションを要求されたり、4-4で後ろから迫る無敵の敵から逃げ切れなかったりと、多くのプレイヤーが辛酸を舐めた。 「4-1 ふぶきのたに」は回転する樽渡りをひたすら繰り返していくというもの。しかも終盤になると樽が回転しながら動くようになるため、タイミングを計るのが非常に難しい。吹雪による視界不良と、後半から全く異なる音楽がプレイヤーに絶望感を与えてくれる。(*6) ゲームセンターCXで本作に挑戦した際、有野課長はこのステージだけで3時間以上足止めをくらっていた。課長の絶妙なゲームセンスなら仕方ないかと思う方もいるかもしれないが、他のステージは多少手こずる部分はあったものの、ここまで時間はかかってはいなかった。そういったことを踏まえてみると、ここがいかに難易度の高いステージなのか理解して頂けるかと思う。 残機に関しては、レベル1に戻るなりして残機を増やせば一応問題は無い。1-1であれば慣れた人なら一度に5~10機以上は増やせるし、初心者でも確実に1機は増やせる。後は慣れるまでが勝負だろう。 因みに「2-5 ノーティのいせき」のスタート地点で、ディディーを利用して残機をほぼ無限に増やせる裏技の存在も有名。 また、ゲーム開始時に隠しコマンドを入力することで、残機50でゲームを開始することが可能。 通常ボス戦の難易度が全体的に低め そもそも今作のボスはほとんどがザコ敵をデカくしただけで、攻撃パターンも体当たりのみが大半である。その中でも色と攻撃パターンを変えただけのボスがいくつかおり、攻撃パターンの変化もそこまで大きくないので倒すのはやはり容易。 また、レベル5のボス・ダムドラムはこちらから直接ダメージを与える手段がなく、プレス攻撃の後に吐き出される全ての敵を倒すとそのまま自滅して倒したことになってしまう。倒し方のパターンが違うだけといえば確かにそうだが、直接攻撃して倒せたわけないのでやや拍子抜けである。 なお、レベル3のボス・クイーンBも踏みつけなどで直接ダメージは与えられない代わりにステージ内に定期的に出現するタルをぶつけて倒すというシチュエーションとなっているのだがこちらでは採用されていない。 ボーナスステージが見つけにくい。 セーブデータの達成度を上げるにはステージに隠されているボーナスステージの入口を見つける必要があるが、ゲーム内にヒントが少なく、怪しそうな場所を虱潰しに調べるしかないため、攻略情報等なしでコンプリートするのは難しく面倒な作業となる。 一応、『2』以降と違い基本的に見つけてしまえばそれで終わりなので、ボーナスステージを探すこと自体が目的という位置づけであることが見て取れる。 ただし例外的に、ボーナスステージの中に別のボーナスステージの入口がある(*7)という、とんでもないステージもあったりする。そのため、攻略本を持っていないプレイヤーからは「ボーナスステージがコンプリート出来ないのが仕様」と誤解を受けることもあった。 見つけにくいが故に探索することにやり甲斐を見出すプレイヤーもまた存在するかと思われる。クリア後は101%を目指して友達と集まってワイワイと、あるいは個人でじっくり探索を続けて全ステージに「!」が付くまでプレイをした人は決して少なくはないと思われるのでやり込み要素としてみるなら悪くない点なのかもしれない。 その他 不自由なセーブ。 本作のセーブポイントの「キャンディーコングの小屋」は各レベル(ワールド)に1ヶ所ずつ存在するのだが、どのレベルでもいくつかのコースをクリアしなければ出現せず、セーブをするためには「ファンキーコングの小屋」からすでにクリア済みの他のレベルに戻る一手間をかけるか、キャンディーコングの小屋が出現するまでコースをクリアする必要に迫られる。 そして厄介なことに、ゲーム内で最初のセーブポイントはレベル1のボスの手前でやっと出現するため、ゲーム開始直後はレベル1のボス以外の5コースを全てクリアするまで一切セーブできない。 おまけにセーブポイント手前にある「1-5 タルたいほうの谷」は、レベル1の中でも難関のコースとされ(*8)、セーブすらできずにゲームオーバー→1-1からやり直しというケースも十分にあり得る為、最序盤にしてはいささか厳しすぎるゲームデザインであるといえる。 レベル2以降も、現行到達レベルでキャンディーorファンキーのどちらかのコングの小屋が出現していなければセーブは不可能。そして両コングの小屋は、どのレベルにおいても最低2つのコースをクリアしないと利用できないため、新たなレベルに入った直後はしばらくセーブが出来ない状況に追いやられる。 このため、ボス撃破後はすぐに次のレベルに進まず、現在のレベルに入り直してセーブを優先することが定石となっている。 セーブデータに残機が記録されないため、再開時は1から稼ぎ直さないといけなくなる。 ドンキーとディディーの性能差。 ディディーはドンキーより一回り小さくて敵に若干当たりづらく、かつスピードがあるので操作性に優れる。エンガードに乗らないと攻撃手段がない水中ステージではその恩恵は大きい。 反面、そのスピード故にジャンプ中の細かい制御はやや難しくなり、小刻みなジャンプを連続するような慎重な操作が求められる場面ではゆっくりとしたドンキーの方が扱いやすい。 一方ドンキーはパワーに優れ、ディディーの踏みつけやローリングアタックでは弾かれてしまう一部の敵を倒す事が出来る。が、その数は多くなく、居たとしてもディディーの機動力ならやり過ごせてしまえる事が殆ど。ドンキーとディディー両方で倒せない、または対処法が全く同じという敵の方が多く、極論無敵の敵でなければ、どちらででもタルを投げつければ倒せてしまう。いまいちドンキーの利点になっていない。 ドンキーの固有アクションであるハンドスラップは、攻撃面では攻撃範囲が狭い癖に隙が大きく、これを攻撃手段に使うくらいなら踏むかアタックするか、あるいはやり過ごした方が遥かに手取り早い。アイテムの掘り出し機能はバナナ(残機)を稼ぎたい時には使えなくもないが、他の方法で残機を稼いだ方が現実的である。少なくとも、クリアに使用を強いられる場面は全く無い。 一応ハンドスラップには「ストップ ゴーステーション」というステージに登場する、無敵状態で暴れ回る「ロッククロック」という敵が待機状態になっている時に使うと倒すことが出来るという効果もある。1ステージ限定ではあるが非常に厄介な敵を唯一倒すことが出来る方法であるので、限定的ではあるが役に立たないこともないかもしれない。この敵を倒せば落ち着いて探索しやすくなるかと思われるので、このステージのボーナスステージを探す場合には役に立つかもしれない。 タルを持った際にも差が出る。ディディーは体の正面で抱えるので、持ったまま体当たりするだけで敵を倒せたりボーナスステージの入り口を開けられるが、ドンキーは頭上で保持するため投げる際に若干の隙ができる上、敵に横からぶつかるとダメージを受けてしまう(*9)。 ボーナスステージの入り口も持ったままでは開けられないどころか、壁に密着した状態でタルを投げても軌道と判定のせいで開けられないことがある(壁に隣接した状態で足元に置くという方法はある)。 頭上に持つため、高い位置にいる敵にも投擲モーションと合わせて当てやすいなど、固有の利点がないわけではない。 クランキーコングに会うとアドバイスをしてくれるのだが、どのレベルで会っても基本的な助言や初期のステージの情報しかくれないため、序盤以外で会うメリットがまるで無いように感じられかねない。 実際は進んだステージに応じてアドバイスが増加するが、決定ボタンでメッセージを送っていると絶対に教えてくれない。中盤以降のヒントは、自然にメッセージが流れるままに説教を聞く中で教えてくれるものが大半。ただし説明書によると、彼のヒントを当てにすることが別に推奨されているわけではない(*10)ので、その性格づけも合わせて、恐らく意図的。 坂を滑ったときや、エンガードの突進を使ったときなど、操作キャラが高速で移動した際に画面のスクロールが遅れ、進行方向の先が見えなくなってしまう。 レベル5「カントリーファクトリー」にフリーズバグがある。 一度クリアした後に再び入ると、脱出時に高確率でなぜかフリーズする事がある。 セーブデータのプレイモード(1人プレイ・2人協力プレイ・2人競争プレイ)を途中から変更できない。 1人プレイ以外のモードを選ぶプレイヤーがそもそも少ないということはあるが、せめて1人プレイと2人協力プレイの切替くらいはほしかったところ。 アニマルトークンを3つ集めると残機を増やせるミニゲームで遊べるのだが、ボーナスステージ以外で3つ目を入手した場合、プレイ再開時にコンティニューバレル(通過していない場合はスタート地点)まで戻されてしまう。 このミニゲームはステージクリア後ではなく3つ集めた時点で強制的にやらされるので、早く進みたい人にとっては煩わしい。現在何個集めたか確認できないのも不親切。 3つそろった時に集めたトークンが一つずつ画面内に表示されていくという演出が挿入され、すぐにミニゲームに移行しないのでテンポも微妙に悪い。 ラスボス・キングクルール戦の初見殺し。 + ゲーム展開のネタバレなので隠し ラスボスのキングクルールは頭を7回踏みつけるとダウンし、唐突にスタッフロールが流れだすのだが、実はこのスタッフロールは真っ赤な偽物であり、「THE END?」という意味ありげな表記が消えた直後、死んだふりをしていたキングクルールが起き上がり襲いかかってくる…という、アクションゲーム史上を見ても類を見ない罠がある。その後に改めて頭を3回踏みつければ本当のクリアになる。 よくよく見れば、・ 不気味な赤文字で表示されている ・最初に出てくる「CREDITS」が「KREDITS」、役職名もCODING→KODINGになっているなど表記がおかしい ・加えて人物名はクレムリン軍団の名前(英名表記でほとんどが『K』で始まる)であり上記の誤記と合わせて「K」の文字の主張が非常に激しい ・BGMも画面も全く切り替わらず不穏な雰囲気のまま ・スタッフロール自体が非常に短い ……等の特徴があるためひっかけとしては割とわかり易い方ではあるが、今までにない大胆な罠であることもあって初見で見抜けなかったプレイヤーもいたことだろう。 総評 SFC屈指の美麗なグラフィック、良質な音楽等で人気を博し、本作は国内だけでも300万本・全世界規模では800万本の売上と好セールスを達成。レア社とCGの底力を世間に知らしめるには十分な作品となった。 その後の展開 その後シリーズ化し、SFCで『2』と『3』が発売。美麗なCGは勿論、ゲーム自体もかなりの評判である。しかし両作ともドンキーは囚われたり行方不明になったりでプレイヤーキャラではなく救出対象になってしまい、タイトルに冠されているにもかかわらずSFC『ドンキー』三部作でドンキーコングを操作できるのは本作のみとなる。 今作のキャラクター達は『マリオカート64』に本作のドンキーコングが登場したのを皮切りに、マリオシリーズにも参戦し、その他の外部作品にも参戦している。 ディディーコング等の本シリーズで初登場したオリジナルキャラは、当初はドンキーと違い任天堂ではなくレア社が版権をもっているキャラだったため、任天堂開発のゲームには出演することは難しかったが、2002年にレア社がマイクロソフトに買収されたことに伴いドンキーコングシリーズの版権がほぼすべて任天堂側に移ったため(*11)、ドンキーと共に『マリオゴルフ ファミリーツアー』『マリオカート ダブルダッシュ!!』『大乱闘スマッシュブラザーズX』などの作品に出演することがかなった。 2006年12月12日から2012年12月7日の期間、Wiiバーチャルコンソールで配信。 2014年11月26日より、Wii Uバーチャルコンソールの配信に合わせて、2・3と共にWiiバーチャルコンソールで配信が再開された。 2016年3月4日にはNew3DS向けにも配信。 GB向けに本作を元に「新たな冒険」としてフルリメイクした『スーパードンキーコングGB』が発売されている。 内容は原作の後日談ということもあり大幅にアレンジされており、続編に近い。 それとは別に、GBCとGBAに原作SFC版を再現した内容で移植されている。 GBC版はタイトルを『ドンキーコング2001』に変更されての発売。本作では新ステージやミニゲームの追加の他、オートセーブの採用により不自由だったセーブが改善されている。ただしスペックの劣るハードでの発売の為、グラフィックは原作に及ばず、BGMも『スーパードンキーコングGB』のBGMの流用が大半となっている。 GBA版については下記にて詳述。 Wiiでは『ドンキーコング リターンズ』が発売。 開発は任天堂と『メトロイドプライム』を開発したレトロスタジオ。こちらもWii最高画質を宣伝している。 メディアミックスでは、96年にカナダとフランスの共同制作で3DCGアニメ「Donkey Kong Country」が制作され、日本では99年~2000年にテレビ東京系列にて「ドンキーコング」というタイトルで放送された。 ドンキーの「普段は抜けているがやるときはやる力持ち」他、各キャラ独自の設定付けがなされてオリジナルキャラも多いが「コング軍団vsクレムリン軍団」という構図はゲーム通り。また、洋画吹き替えのお約束として「ローカライズによる特有のギャグ・アドリブ」も健在。近い時期に放送されていた作品で例えるなら「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」と共通点が多い。(*12) アニメ版と同期に発売されたGBC『ドンキーコングGB ディンキーコング ディクシーコング』及び64『ドンキーコング64』の2作はアニメとのタイアップ作品として位置づけられている。他、当時のTCGブームに便乗しアニメ版を元にしたオフィシャルカードゲームも発売されていた。 スポンサーを務めていた任天堂は後番組の「とっとこハム太郎」も同様にスポンサーを務めていて、こちらでもタイアップのゲーム作品を数作発売している。 2017年6月27日発売の『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』に収録された。 公式サイトでは当時の説明書のpdfも閲覧可能。 2018年8月2日発売の『メイド イン ワリオ ゴージャス』のプチゲームの一つとして登場している。 2018年12月7日発売の『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にキングクルールがファイターとして参戦した。 2020年7月15日に『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』で配信された。 USJの『スーパー・ニンテンドー・ワールド』に新たなエリア『ドンキーコング・カントリー』が2024年春頃に開業予定。外見はWii寄りとなっている。本作の主人公二人はもちろん、ここ最近余りゲーム出演がなかったクランキーコングやディクシーコングも登場する。 過去に『ドンキーコング裁判(詳しくはこちらを参照)』にてユニバーサル絡みの訴訟があったものの、長きの月日が過ぎ、ついにUSJでめでたく共演することになった。 余談 今作のドンキーコングは「2代目」と称されるが実際は初代ドンキーコングの「孫」にあたり、初代ドンキーの息子である『ドンキーコングJR.』とは同一ではないというややこしい設定(*13)。 本シリーズでは、初代「ドンキーコング」は年老いた姿の長老「クランキーコング」として登場する。ちなみに、AC版本編との関わりを示唆するセリフも喋る。 なお、初代ドンキーが年老いてクランキーとなり、現在の2代目ドンキーがマリオと多くのゲームで共演するようになったものの、マリオの外見年齢は初期からほとんど変わっていない。 ゲーム上ではこの時系列の謎について明確にはされておらず、コロコロの漫画『スーパーマリオくん』ではヨッシーが「マリオさんは歳をとらないんですね」と言ったり、ボンボンの漫画『SUPER DONKEY KONG with マリオ』ではマリオが「ゴリラは年を取るのが早いんだね」と言ったりなど、独自の解釈がなされていた。 まあマリオテニスシリーズなどで成人と赤ちゃんの同一人物が共演したりしているため、あまり細かいことは考えないほうがいいだろう。 なお、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』では現ドンキーコングがクランキーコングの息子として再設定されている。こちらのドンキーコングは従来の2代目がベースなのだが、よく見ると目や鼻の形などが従来の2代目と異なり、むしろジュニアに寄せられたデザインとなっている。 加えて、上記の「息子がジュニア・孫が2代目」と解説していたニンテンドーオンラインマガジンの公式サイトが、映画の日本公開直前の2023年4月26日をもって閉鎖・ページ削除されてしまった。これにより上記の設定のソースそのものが消滅してしまい、今後は「かつてのドンキーコングJr.と2代目ドンキーコングが同一人物」という設定に統合される可能性も考えられるようになってしまった。 とは言え、映画版は他にも原作ゲームとは異なる設定・描写が多く、現状においてはひとまずパラレルワールドと見たほうがいいだろう。任天堂の公式見解が待たれるところである。 ジンガー(蜂のザコ)を倒した時の効果音が妙に生々しい。それだけサウンドのクオリティがリアルで高品質だという感想も少なからず挙がっているが、『2』ではマイルドな音色に修正された。 雪山ステージにある鉄タルは他のステージとは全く違うSEになっている。 改造ドンキーでお馴染みの変なSEがBGMに因ることから、BGMとSEが紐づけられているものと思われるが、詳しいことは不明。 6-1の「トリックトラックリフト2」の燃料が減量する時のSEも、プレイによっては音が全く違う時がある。ちなみにこの状態でボーナスステージに出入りすると何故かSEが元に戻る。こちらも原理は不明。 テレビ東京系番組「スーパーマリオスタジアム」ではゲスト出演のタレントのトライアル企画で「マインカートコースター」をプレイする模様が実況を交えて放映されていた。 それ以外にも芸能人でも認知度が高かったのか、フジテレビの番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」内の企画「食わず嫌い王決定戦」で石橋貴明が、オープニングの二代目ドンキーのダンスのモノマネをしていた事がある。 本作のグラフィックについて「スーパーファミコンでは表示出来ない色を表現するため、複数の色を肉眼では確認できない速度で点滅させている」という話が語られることがあるが、このテクニックが使われているのは1-1の背景上部のグラデーションなど一部の部分のみである。 60FPSで録画してスロー再生すると1フレーム毎に変化していることが確認できる。 キャラクター(スプライト)や細かく描き込まれた背景などでは使われていない。 エンディングで登場キャラクターの紹介コーナーの様なものがある。基本名前が表示され、左から右へと敵味方のキャラ流れて行く様に一体一体丁寧に紹介されていくといった趣の内容なのだが、歩行等といった動くアクションがないキャラクターは立ったままの様な状態でまるでベルトコンベアに乗せられているかの様に流れていく様な映像になっている。特に味方のコングファミリーの面々がこの様な感じになっており、中でもクランキーコングはロッキングチェアに座って揺れている状態で妙にスピード感のある様な速度で横切っていく様がなんともシュールである。しかも何故かクランキーだけ何度も左右にロッキングチェアで揺られたまま往復していくので妙な笑いを誘う。ドンキーとディディーは専用のアクションで寸劇も披露してくれる。 ちなみに、クランキーが移動している間は彼の台詞が英語で表示されており、それぞれ「Is it my turn yet?(もうワシの番か?)」「Surely it s me next!(きっと次がワシの番じゃ!)」「I did this using one life!(ワシはライフ1つでクリアしたぞ!)」「And I took less than an hour!(しかも、1時間もかからんかったわ!)」と言っている。どうやら出てくる順番を間違えたようだ。 スーパードンキーコング(GBA) 【すーぱーどんきーこんぐ】 ジャンル アクションゲーム 高解像度で見る 裏を見る 対応機種 ゲームボーイアドバンス 発売元 任天堂 開発元 レア、Nintendo Software Technology 発売日 2003年12月12日 定価 4,800円(税別) プレイ人数 1~2人 セーブデータ 3個(EEPROM) レーティング CERO 全年齢(全年齢対象) 周辺機器 GBA専用通信ケーブル対応 判定 良作 ポイント SFC版の欠点を改善多くのボスの行動パターンを一新音質はやや劣化GBA移植3作の中では唯一まともな出来 ドンキーコングシリーズ・関連作品リンク 概要(GBA) SFC版に一部変更や追加要素を加えてGBAに移植したもの。 変更点・評価点 グラフィックは割と頑張っており、携帯機にしては滑らかなアニメーションが特徴。 スペックの問題からさすがに原作よりも劣るものの、後の2、3の移植版と比べればまだ滑らかで綺麗な方である。 オウムやトカゲなど、背景の小動物が複数追加されているのも特徴。 ミニゲームが追加された。 GBC版にもあった「ファンキーフィッシング」と新規追加の「キャンディーのダンススタジオ」というダンレボもどきの2種類が存在。後者は操作レスポンスの悪さもあって慣れないとかなり難しいが、不気味なぐらいヌルヌルした3Dポリゴンを見せつけてくれる。 いつでもセーブが可能となり、SFC版のように難関ステージの前で詰むことが無くなった。 ファンキーの飛行機もミニゲームを一度クリアすれば自由に使えるようになる(=マップ画面で常時利用可能)。 またこの仕様変更により、キャンディーコングの施設はセーブポイントではなくミニゲームをプレイする場になった。 クリアやステージを抜けなくても、ボーナスが何度も入れるようになった。 ボーナスステージ行きのバレルは全てSFC版3に登場したワープ式のものに変更され、各ボーナスステージ突入時にお題の名前が書かれたアイキャッチが追加され2以降の物と仕様が統一された。後に移植された2と3もボーナスバレルは全てワープ式になっている。 一部のステージにワープバレルが新規に追加。また、ワープで移動するためのステージも用意された。また、原作から続投しているワープバレルの一部は条件無しで入れる様になり、ワープ自体の難易度も大幅に緩和されている。 ただ、原作に存在していた後半ステージのワープポイントの多くが削除されていたり、原作から続投しているワープポイント自体もワープ時にアイキャッチやボーナスステージをいちいち挟む為かえってゲームテンポが原作から悪化してしまった点は賛否が分かれている。 一部のボーナスバレルの位置の変更 SFC版では画面外に設置されており見つけるのが困難だったボーナスバレルが画面内に設置されているためわかりやすくなっている。 また、一部のボーナスステージはクリアした時の景品が変更されている。 ワールドマップ、エリアマップは本作で新たに書き下ろされた物を使用。 エリアマップが新規に変更された事に伴い、コングファミリーや一部ステージの位置がオリジナルから変更されている。 特に大きいのがステージの順番の変更。例えばエリア5「カントリーファクトリー」の「オンボロこうじょう」はオリジナルでは同エリアの中でもかなり簡単なステージにもかかわらずエリア最後という位置になっていて少々不自然だったが、GBA版では登場順が前に回された事により、難易度的に相応しいポジションに落ち着く事になったと言える。 ただし、エリア1「コンゴジャングル」エリア2「モンキーマインズ」エリア6「やみのいりえ」の3つはステージ順に変更が無い。 新たな収集要素として「カメラ」が加わった。 これはミニゲームをクリアしたり敵を特定の方法で倒すことで得られ、コングファミリーや敵キャラクター等のCGイラストを鑑賞できるというもの。 一応GBC版でも特定の条件を満たすとCGイラストを鑑賞する事ができたが、特定のポイントまでドンキーを連れて来る必要があり、実際に見られるようになってもモノクロのみな為、細かい不満点が多かった。 解像度も携帯機にしてはそこそこ。これまでは公式HPや攻略本といった媒体でしか拝むことができなかった為、地味に嬉しい要素といえる。 殆どのボスが原作の行動パターンを(一部は倒し方も)一新。後2作には決して見られない大きな変更点である。 「ボスノーティ」はダメージを受けると大ジャンプで画面端に移動するようになった。また「いかりのボスノーティ」の方はダメージを受けると、上記のボスノーティの変更点に加え、着地の振動で鍾乳石を落としてくるようになり、SFC版のようなコングの居る場所を狙って大ジャンプしてくることがなくなった。 「いかりのボスネッキー」は、なんとレベル2の通常のボスネッキーとタッグで登場。両側からの攻撃で安全地帯が潰されるため難易度が上がっており、片方だけ倒すと残った方の攻撃回数が4回に増える(どちらか片方を倒すまでは両方とも1回しか攻撃してこない)。 タルを当てて逃げてまた当てるだけの作業プレイだった「クイーンB」は、最初からSFC版のダメージを受けた後の挙動をとるようになり、ダメージを受けると無敵状態になる所は同じだが、同時に陣形を組んで出現するジンガー達を倒すまで無敵が解除されなくなった。陣形は崩すたびに毎回変化する(*14)。 何もしなくても勝手に倒れるボス「ダムドラム」は、ザコ殲滅後に出現するTNTバレルをぶつけて倒す形式に変更された。元々がボスと定義していいのかどうかも怪しい戦法だったので、ある意味妥当なリメイクである。 ただしSFC版はザコを倒すたびに連続で降ってくる回数が増えたが、GBA版はダメージを与えるまで何度でも降ってくる代わりにダメージを与えれば1回でもキャンセルできるようになっているため、躱すのに必要な回数が増えたりはしない。着地後のスキも大きくなっているため、むしろSFCよりさらに弱くなっている。 キングクルールは元からラスボスらしく攻撃パターンが豊富だったからかあまり変わらない。強いて言えば全体的にジャンプの高さが低くなった事と鉄球落としが地面でバウンドしなくなったくらい。 新規のオープニング・エンディングデモが追加。 オープニングではバナナの見張りを任されたディディーが抵抗の末にクレムリン軍団に捕らわれ、バナナが盗まれる過程までが描かれている。 エンディングのキングクルールの吐く捨て台詞は時系列的に後の『ドンキーコング64』を暗示する内容となっている。 マンキーコングがディディーの踏み付けでも一撃で倒せるようになっている(*15)。 タイヤの上でのローリングがしやすくなった。 アニマルフレンドの性能の変更。 全てのアニマルフレンドの共通点として、ダッシュしながら落下しても空中ジャンプが出来る様になっている。また敵に当たって逃げだしたアニマルフレンドが壁に当たって反対方向へ移動する時に減速するようになったため、再び乗る難易度が落ちた。 「エクスプレッソ」はSFC版では慣性がないに等しかったが、GBA版では慣性が強くなっているため、進行方向とは反対の方向へ移動しようとすると大きく減速するようになった。これにより攻撃手段を持たないエクスプレッソにとって、敵を避けるのが難しくなっている。また移動速度もかなり落ちている。 「エンガード」は攻撃後の後隙が減り、移動距離が短くなった。 「ウインキー」は地上での移動アニメーションの後半がカットされている。これにより縦への当たり判定が縮んだため敵に当たりにくくなっている。 「ランビ」は特に変更はない。 「アドベンチャー」の達成率を90%以上にしてラスボスを倒すと、中間ポイント無しでディディーだけで進む「ヒーローモード」がプレイできるようになる。 また、クリア率を増加する条件が追加。上記2つのミニゲームをクリアしたり、各ステージにあるカメラや「KONG」パネルをすべて集める必要があり、難易度が上がっている。 アニマルトークンを3つ集めて行うミニゲームの時間 SFC版ではアニマルフレンドの種類によってミニゲーム中の制限時間の減り方が異なっていたが、GBA版では全て共通して同じ時間になっている。この変更によりランビ等の時間の減り方が早かったアニマルフレンドはミニトークンを集めやすくなった一方、エンガードのミニゲームのような時間の減り方が遅かったアニマルフレンドは集めにくくなった。 DKアタック 一度クリアしたステージのスコアを競うモードであり、クリアした時の記録によって5段階評価の勲章が与えられる。 問題点(GBA) ゲーム起動~タイトル画面の演出変更 レア&任天堂のロゴ演出とタイトル画面が変更され、ドンキーとクランキーのやり取りは丸ごと削除された。それに伴いオープニングテーマの前半部分はカットされている。 「ゲームの起動直後からSFC屈指のグラフィックを見せつけてくる」という象徴的なシーンが、ハードスペック相応の無難なものに変わっており、原作プレイヤーは落差を感じやすい。 ゲームボーイアドバンスのスペック上、音質はやや劣化。 ファンキーコングやキャンディーコングの施設のBGMは本作新規のものに変更されている。 効果音の変更・キャラボイス追加。 ドンキーとディディー、キングクルールは『64』の流用で、ザコ敵も概ね変更されている。ただし、ドンキーのドラミング(放置時の胸叩き) 時の辺りに響き渡る大怒鳴り声やディディーの被ダメージ、DKバレル関連などのボイスは原作からの流用である。 この作品に限らず、当時任天堂から発売された多くの携帯機移植作品に見られた傾向だが、原作に思い入れのあるファンにとっては批判の的になりやすい。 アニマルトークンについて 「ボーナスステージ以外で3つ目を入手した場合、プレイ再開時にコンティニューバレル(通過していない場合はスタート地点)まで戻されてしまう。」というSFC版にあった問題点だが、なんとGBA版ではボーナスステージ内でアニマルトークンの3つ目を入手した場合にもプレイ再開時にスタート地点もしくはコンティニューバレルまで戻されるようになってしまった。 さらにSFC版ではゲームをリセットすればアニマルトークンの入手数もリセットされたのだが、GBA版ではリセットされないためゴール手前で3つ目を揃えてしまうなんて事があったらもう一度ステージをやり直さなければならない。強制スクロールのステージなら泣いていい。 ボーナスステージの景品がアニマルトークンに変更されている場所もあり、SFC版よりも入手する機会が増えているため、本作を初めて遊んだ人は何度もステージをやり直す事になっただろう。 またボーナスステージの景品として入手した場合、原作ではアクションを行わずにトークンが表示されてトークンボーナスに移行するが、今作ではボーナスステージで景品を獲得したアクションが行ってからトークンボーナスに移行するようになってしまっている。 極め付けには101%クリアをするための「カメラ」を入手するためにはアニマルトークンを3つ集めて行うミニゲームをやることが必須なため、完全クリアを目指すプレイヤーは嫌でもアニマルトークンを集めなければならなくなっている(*16)。 一部操作性の問題 エリア2の「モンキーマインズ」の「マインカートコースター」でのトロッコのジャンプ力が高くなっており、SFC版と同じタイミングでジャンプするとレールを飛び越えて落下してしまいミスしてしまう事もある。 ロープを掴んだ際の上下移動も慣性が強くなっており、位置調整および切り返しが難しい。特にエリア3「もりのみさき」の「ジンガーの森」やエリア4「ホワイトマウンテン」の「クリスタルトンネル」 では、この慣性の強さが原因で難易度を上げることになる。 総評(GBA) 全体的に劣化移植といわれるGBA版ドンキーコング3部作の中では唯一良質な出来で、一部の仕様や音声関係の変更は従来ファンから反発はあるものの、楽しめる一本となっている。 後2作のように世界観にそぐわない新ボスを本編にねじ込んだり予告無しにBGM全取り替えたり…などという無茶はせず、あくまでSFC版らしさを保ったまま問題点の改善ややり込み要素の増量、ゲームバランスの調整…といった、純粋にSFC版からのグレードアップを図ったユーザーフレンドリーな姿勢が大きいだろう。 余談(GBA) 本作のE3での発表は前回の移植『ドンキーコング2001』からたったの2年後だった為、前評判の段階では「いくら何でも早すぎる」等最悪であったが、本作は先発と内容が被らないようにアレンジ要素が比較的強めになった事で好評を得る事になった経緯がある。
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スーパードンキーコング2 機種:SFC・GBA 作曲者:David Wise 概要 スーパードンキーコングシリーズ第二弾。 前作では3人のコンポーザーが作曲に携わっていたが、本作はD.Wise氏の独壇場である。実に独創的な音楽群を堪能できる。 楽曲紹介 曲名 MUSIC TESTでの曲名 詳細・用途 Opening FANFARE ゲーム開始後のサウンドロゴ K.Rool Returns MAIN THEME タイトル画面 Steel Drum Rhumba SELECT セレクト画面 welcome to crocodile Isle ISLAND MAP ステージマップ Klomp s Romp SHIP DECK 「パイレーツパニック」ほか、船ステージ Jib Jig RIGGING 「メインマストクライシス」ほか、マストステージ Lockjaw s Saga SHIP HOLD 「船ぞこダイビング」ほか、船底ステージ Boss Bossanova BIG BOSS 「たいせん!ボス・ゾッキー」ほか、ボス戦 Hot-Head Bop LAVA 「ようがんクロコジャンプ」ほか、溶岩ステージ Mining Melancholy MINE 「タルタルこうざん」ほか、鉱山ステージ Bayou Boogie SWAMP 「かいてんタルさんばし」ほか、沼ステージ Snakey Chantey SHIP DECK2 「ラトリーにだいへんしん」のみ Stickerbrush Symphony BRAMBLES 「とげとげタルめいろ」ほか、茨ステージ Flight of the Zinger WASP HIVE 「ハニーアドベンチャー」ほか、蜂蜜ステージ Disco Train ROLLER COASTER 「どくろコースター」ほか、遊園地ステージ Run, Rambi! Run! 「ランビといっしょ」のみ、キングB登場後 Forest Interlude ENCHANTED WOOD 「おばけロープのもり」ほか、森ステージ Haunted Chase HAUNTED 「ゴーストコースター」のみ In a Snow-Bound Land ICE 「こごえるちかすいろ」ほか、氷ステージ Krook s March CASTLE 「クラッシュ エレベーター」ほか、塔ステージ Stronghold Showdown RESCUE KONG 「さいかい!ドンキーコング」のみ The Flyng Krock 「さいかい!ドンキーコング」のみ、デビルクルール出現時 Bad Bird Rag 「スクリーチレース」のみ、レース時 Crocodile Cacophony KROOL 「けっせん!キャプテンクルール」ほか、クルール戦 Lost World Anthem LOST WORLD ロストワールドマップ Primal Rave JUNGLE 「タイヤジャングル」ほか、ジャングルステージ Donkey Kong Resqued CREDITS エンディング Cranky s Conga CRANKY 「クランキーの小屋 」 School House Harmony WRINKLY 「リンクリーの学校」 Swanky s Swing SWANKY 「スワンキーのクイズショー」 Funky the Main Monkey FUNKY 「ファンキーフライトⅡ」 Klubba s Reveille KLUBBA 「クラッバのみはり小屋」 Bonus Intro ボーナスステージ開始前 Token Tango BONUS ボーナスステージ開始後 Win ボーナス成功時 Lose ボーナス失敗時 Jingle ステージミス(各ステージによってアレンジが変わる) Stage Clear ステージクリア(同上) Diddy Clear ステージクリア、ディディーでアイテム獲得時(同上) Dixie Clear ステージクリア、ディクシーでアイテム獲得時(同上) Game Over GAME OVER ゲームオーバー
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ドンキーコング2001 【どんきーこんぐ にせんいち】 ジャンル アクション 対応機種 ゲームボーイカラー(専用) 発売元 任天堂 開発元 レア 発売日 2001年1月21日 定価 3,800円 判定 良作 ポイント スーパードンキーコングの移植作移植の出来はハードを考えれば破格追加要素はあれど削除要素は皆無 ドンキーコングシリーズ・関連作品リンク 概要 SFC版と異なる点 評価点 問題点 総評 余談 概要 スーパーファミコンで発売された『スーパードンキーコング』のゲームボーイカラー移植作品。 過去にGBで発売されたシリーズを元にしつつ、SFC版に合わせてハンドスラップなどのアクションなどが追加されている。 SFC版と異なる点 SFCとGBの性能差から来る違いは数え切れないほど存在するので、ここでは細部の違いは挙げず、追加・大きく変更された要素を中心に記述する。 オートセーブの採用。原作で問題点として上がっていたセーブの不自由さが大きく改善されている。 オートセーブの採用に伴い、SFC版でセーブポイントの役割を担っていたキャンディーコングの役割が変更。ミニゲーム「キャンディーのチャレンジ」の担当になっている。 キャンディーの小屋でプレイ出来るミニゲームは後の項で述べるボーナスゲームとは異なり、通常のアクションを使用するもので、従来のボーナスステージから流用された物が多い。 原作におけるクランキーのヒントは序盤ステージの物しか用意されておらず、結局のところゲームを進めるにつれて役立たずになりがちだったのだが、今作では序盤以降のステージの情報も教えてくれる様になった。しかも、クランキーの情報で発せられる以降のステージ情報は序盤ステージを攻略している最中にも出て来る様になったので、ゲーム序盤の段階で中盤以降のステージの名称をフライングで知る事も出来る。 ステージ2のマップのキャンディーの店とクランキーの家の位置が交換されている。 スコークス以外のアニマルフレンドは『2』以降におけるアニマルバレルと同様の変身形式に変更された。 ステージ2-1「ウィンキーのどうくつ」の構成が変更。 SFC版オリジナルのコースが前半で、後半はオリジナル。コースがかなり長くなり。それに伴い、一部アイテムの配置が変更されている。 全コースの中で、後述のシール追加による細かい変更はあっても、ここまで大きな変更がなされたステージはここだけである。 移動及び回転問わずタル大砲の速度が全体的に低下した事で、1-5「タルたいほうのたに」や4-1「ふぶきのたに」のタル大砲地帯の難易度が下がった。 空中DKバレルの仕様がコングが2人いる状態で触れても消滅しなくなる2以降と同様の物に変更され、やられた際の保険として扱いやすくなった。 ステージ4-5「トーチライトトンネル」のスコークスが、コンテナを割ったら即画面全体が明るくなる「やみのスイッチトンネル」と同様の仕様に変更され、難易度の大幅低下と目に優しくなった。 エリア6の「どくガストンネル」「やみのスイッチトンネル」の間に新コース「クレムリンのどうくつ3」が追加。 後のGBA版にも移植されていない本作唯一の追加コース。難易度が非常に高いが、スタート直後に3UPできるボーナスステージが隠されている。 「シール」という収集アイテムが新規に追加された。「シール」は一部のコースに存在する緑色の10本バナナの近くにこっそり隠されており、ドンキーのハンドスラップで発見可能。 これに伴い、コースのごく細部が変更されているステージが存在する他、原作では使い道が少なかったハンドスラップも脚光を浴びる事になりコース内の探索要素も強化されている。 このシールは下記の「プリント」から閲覧可能で、ポケットプリンタで印刷することも可能。 メインモードの「アドベンチャー」の他に「ボーナスゲーム」というモードがあり、ここから「ファンキーフィッシング」と「クランキーのミニゲーム」が遊べる。 「ファンキーフィッシング」はエンガードに乗ったドンキーコングを操作し、釣り糸を垂らして魚を釣り上げるゲーム。タイマー制で、同色の魚を一度に複数釣り上げたり、タコのクロクトパスを釣り上げることによってタイマーが回復し、時間経過やゴミを釣り上げて船に入れてしまうとタイマーが減少する。スコアも記録され、同色の魚を連続して釣り上げることで発生する「KOMBO」などの特殊なシステムも存在する。 「クランキーのミニゲーム」は、ドンキーの家からコンゴジャングルとは反対方向の島を辿り、キングクルールの船と戦うという内容。システム的には『ドンキーコング64』で多く収録されている的当てに近い。 これらミニゲームは「ケーブルたいせん」で通信対戦も行える。 「プリント」モードも存在。ゲーム中で獲得したシールをポケットプリンタで印刷できる。 ドンキーキャラがアルファベットを抱えている「アルファベット」の他、指定の背景と共に英数字を印刷する「バナーメーカー」まである。 1周するとオプションに「スターバレルOFF」(SFC版のコンティニューバレル)「DKバレルOFF」が追加される。 これらオプションを適用すると再びゲームの最初から順番にクリアしていく事になる、いわゆる「2周目」以降に相当する上級者向けのやりこみモード的な立ち位置。 また、これらモードではステージ内のシール配置も全て変更される為、本作で完全コンプリートを目指すには、3つのモードを最後までクリアし、かつ全ワールドのキャンディーのチャレンジのクリアやシールをすべて集めなければならない。 BGMは大半が『スーパードンキーコングGB』からの流用。流用されていない曲はSFC版から新規にアレンジされているものが多い。数こそ非常に少ないが、今作初出となる完全オリジナル楽曲も存在している。 評価点 ゲームボーイカラーの性能を考えれば、移植度は上出来といえるレベル。コースもほぼ忠実に再現されており、ゲームボーイの限界に迫ったタイトルと言える。 ボスも、ボスノーティが速くならないなどの問題はあるものの概ね忠実に再現されている。 『スーパードンキーコングGB』に登場しなかったアニマルフレンドも、本作では全員が登場を果たしている。細かい変更・アイテム配置の調整こそあれど、SFC版の要素はほぼ全てが余すところなく移植されていると言ってもいいだろう。 後のGBA版ではボスの行動パターンが大きく変更されているなどSFC版から変更された要素も多く、「オリジナルからの忠実さ」という観点ではむしろGBA版より優っているといえる点もある。 ゲームボーイカラー専用となったためグラフィックレベルが大きく上昇し、GBシリーズ共通の課題であった画面が見づらいという問題もかなり改善されている。 流石にSFC版には遠く及ばないが、マップ画面などの再現度もかなり高い。 ゲームのボリュームの増加。 シールの追加により探索要素が強化されたり、実質3周エンド化、新コースやキャンディーのチャレンジが追加された事によって、ゲーム本編のやり込みがいや密度も原作から大幅に向上している。 原作では性能差の面で冷遇されていたドンキーはハンドスラップにシールを出現させられるという個性が追加された事で、「ステージ探索はドンキーで、ステージ攻略はディディーで」というようにキャラの棲み分けも今作で成されている。 またシールは今作における目玉要素なので、これの入手に強く関わるドンキーは追加ミニゲームでの活躍も相まって移植によってようやく主人公らしい活躍を得られたと言える。 「ファンキーフィッシング」は一見地味な内容だが、なかなかスコア稼ぎが熱いゲームであり、稼ぎだすとなかなかやめられない中毒性を持っている。 後のGBA版でもプレイすることができた。 問題点 BGMの流用は同じSFC版を元にした曲が多いので気にならないものが多いのだが、『GB』でステージ曲用としてアレンジされた「キングクルールの船」はラスボス戦としては若干緊張感に欠ける。 また、クルール戦の途中で流れる偽EDのBGMはSFCとは異なり本物のED曲が流れる仕様になっている為、本作が初プレイの人は騙されやすくなっている。 SEもGB版シリーズの流用が多く、妙にチープ。 DKバレルの騒ぎ声やネッキーの鳴き声を再現しようと頑張っている節はあるが。 アニマルフレンドに変身している間にセレクトボタンで自由に解除が可能だが、再度変身ができない。 このため「ふたたびふぶきのたに」の第2ボーナスに入る難易度が上昇してしまった。 ハードスペックの問題からか、敵が大量に映ると処理落ちしてしまう。序盤の「クレムリンのどうくつ」から処理落ちポイントが散見される。 過去のGBシリーズからアニメーションの枚数をかなり減らしており、相当な無茶移植であることが窺える。枚数が減ったとは言えGBのアクションゲームとしては水準を大きく上回る滑らかさであり、プレイに支障を来すほどではない。 「オンボロ工場」は本作だと薄暗くなる程度に明度が落とされるだけで、非常に易化している。 しかし、「やみのスイッチトンネル」は何も見えなくなるほど真っ暗になる。原作とは違い、薄ら足場や、敵、コングたちが見えることもない。更に、オン・オフバレルの「ON」の制限時間がかなりギリギリに設定されてしまっているため、RTAやTASもかくやというほどの動きを半強制的に求められる。 結果的に原作の難関ステージ「ふぶきのたに」は前述のタル大砲の速度低下の件もあり、「やみのスイッチトンネル」は実質的に本作の最高難易度を誇るステージとなってしまった。 総評 ハード性能上、変更点や劣化点は避けられないため、オリジナル版をそっくりそのままとはいかないが、ハード性能の限界に迫ると言って差し支えないほどのクオリティを保っており、十分遊べる出来になっている。 しかし、3年後により完成度の高いGBA版が発売されたこともあり、今から本作をプレイする価値は薄くなってしまっているのが実情である。 余談 本作は出来そのものは良質ではあるが、「移植作でありながらその旨がはっきり打ち出されなかった」点が問題視され、イメージダウンに繋がってしまった 本作がSFC版『スーパードンキーコング』の移植であることを窺わせる要素は公式ホームページのスクリーンショットくらいであり、パッケージ等には一切記載されなかった。 海外では、日本の2ヶ月前の2000年11月にSFC版の原題通りに『Donkey Kong Country』のタイトルで発売されていた。 なぜ日本だけこのような販売戦略になったのかは不明だが、タイトルに関しては『スーパードンキーコングGB』のタイトルが既に使用されていたため、混同を避けるためと思われる。 海外版ではゲーム起動時のレア社ロゴの後に言語選択画面が表示される様になっている。 3DSのバーチャルコンソールではゲームボーイで発売されたドンキーシリーズの殆どが配信されているのだが、ゲームボーイ最終作である今作だけは配信されなかった。 もっとも、同ハードではNEW専用だが移植元のSFC版初代がバーチャルコンソールで配信されているので、3DSで初代SDKが遊べない事は無い。